初めての科目試験22013/01/13 21:09

 1号館近くの日だまりで、万世のカツサンドを食べてしばしのんびり。いまさら勉強しても頭に入っていることが劇的に変わることはない。と思いながらも、少しでも記憶にとどめようとノートを見るが、やっぱり頭には入らない。それにしても小春日和の日差しが心地よい。まあ、なるようにしかならないだろうと会場に向かう。お昼を挟んでの3時限目は、僕にとっての二つ目の科目試験の「デザイン史」。2年間の苦闘の末やっと科目試験までたどり着いた科目だけになんとかクリアしたい。
 
 試験会場は、午前と同じ1号館 だが、左手サイドの104号室。試験は定刻12時30分にスタート。問題は2つ。(1)は、「アール・デコ」「ウイリアム・モリス」「エル・リシツキー」について、100字~200字で述べよというもの。そして、(2)は、「ヘルマン・ムテジウスとアンリ・ファン・デ・ヴェルデの論争がいつどのようなかたちで起きたのか「規格化」をキーワードに述べよ」というような内容。
ラッキー!アール・デコとエル・リシツキーについては、なにか予感があって、前日に予習してノートに書き込んだ項目。学習指導書の出題例にロシア・アバンギャルドがあったのでそれを頭に入れたが、ついでに中心メンバーとしてリシスキーもとりあえず勉強したのがピンポン!でした。アール・デコに至っては、マシンエイジの歴史の中で、アール・デコだけほとんど教科書にも目を通していなかったので、前日にそこだけノートに要点を書き写した項目。ウイリアム・モリスにいたっては、モダンデザイン史の基本中の基本だし、ヘルマン・ムテジウスとアンリ・ファン・デ・ヴェルデの論争は、課題1のレポートでさんざ苦労をして書いた内容。とりあえず、覚えていることを整理して書き込んだ。教科書の内容は柏木先生の記述部分しか頭に入っていないし、モードファッションや日本の工芸などの出題をされたら絶対アウトだった。一点失敗したのはモリスの記述で、「アーツアンドクラフツ運動の中心人物」と入れなかったこと。手仕事とデザインで誰もが等しくという、生活改革を目指したと入れたから、意味は同じなんだけど、やっぱ減点だろうな。それにしても試験前のレポートを仕上げるのに苦労したかいがあるというか、勉強は裏切らないといおうか、おかげさまで苦心せずにすんなり回答することができた。自分的には、すべて理解している内容だったので、それなりの点数はもらえると思うが、結果はどうだろう。

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