単位獲得も凡ミス!2012/07/29 06:26

編集デザイン2講評
課題1と同様に丁重な指導とコメントとともに、編集デザインの課題2が帰ってきた。結果は82点で無事単位を獲得したが、イージーミスがあり少々心残りの結果でもあった。

イージーミスは、最も大切な版面の指定線んが抜けていたこと。二段組みにして各段を指定したため、タイトルを含んだ全体(つまり版面)を指定しなくても良いものと勘違いしていた。指導書を注意深く見ればわかるものを。残念!

以下、講評。「様々なポイントに心を配られてあり、紙面のレイアウト・デザインを良く知られている方かと推察いたします。(中略)CUTして製本してみると、(中略)平面で見るのと、少し異なる感じがするかも知れません。製本までしてみてください。のど部分のマージンには、ラインすら入れない方が、本の品が出る気がします。(中略)コンセプトにも納得がいきました。基本フォーマットの指定用紙で版面の指定が無かったので、これは必ず入れてください」
とした上で「ほんの少し手を入れると一段とグレードアップするでしょう。その結果が見られないのが残念です。通信のつらいところです」とのコメント。

通学の場合は、先生からアドバイスやサゼッションをもらって、確実に完成度を上げることができるが、それが無いのが通信生のつらいところ。

写真(上)、丁重な添削と講評。(下)細かい指導が書き込まれた版面指定の見本。

編集デザイン課題2、ほぼほぼ完成!2012/07/15 13:27

編集デザイン2完了
小冊子の編集と紙面デザインという、編集デザイン課題2がほぼ完成した。梅雨時でプリントした紙が湿気をすってヘロヘロになっるので、ちょっと困ったりもしたが、版面、文字組や書体、版面など基本フォーマットを決め、それを赤ペンで指定して完了。

 「問わず語りに語られる著者の心象風景を、過去から現在、そして未来とつながる一本の糸としてとらえ、タイトルを「こころの糸」とした。レイアウトは、文章から感じられる詩的な空気感を表現したかったので小説など一般の文章より、字間も含め空間を広くとったレイアウトにした」。てなコンセプト文を添えた。

上記のようにまとめたが、これが果たして正解か否か。課題1で指導担当のNY先生から「次の「2」が課題の本命です。コンセプトを立て、これを実現するためのフォーマットを決めて、紙面を作ります。少ページには不要な作業ではありますが、100ページ以上のものの一部と考えて、とり組んでください。楽しみにしています。」とプレッシャーをかけられているのでいささか心配。休み明けに発送する予定です。

編集デザイン課題2の制作進行中!2012/07/08 19:44

編集デザイン2制作中
編集デザインの課題2は、小冊子の編集と誌面のデザイン。A5サイズ8ページ(見開き3ページ=6ページとタイトルと奥付)のデザイン&レイアウトをB4の台紙に見開きで仕上げる。テキストはWEBキャンバスからダウンロードした、文章(デザイナーを目指す18歳の女性が書いた)を自分なりに解釈をして、デザインコンセプトを考え、それに沿ってデザイン&レイアウトをする。

ポイントは、文章が5つに別れてそれぞれ小見出しがついているところ。6ページに対して5つの文章をどのように配分するか。普通に割り振ったのでは、1ページあまるし、平均的に配置をすれが文章が中途半端に切れてしまう。さらに重要なのは文章の内容をどのように解釈するかだ。解釈の仕方によって文字のウエイトや行間の取り方が変わってくる。文章量が少ないので大きな文字にしてスペースを埋めるか、普通の文字サイズにして、空間を生かすか。縦組か横組か。イラストを入れるか否か、など様々検討をした。

ぼくは「デザイナーを目指す著者は、18歳という青春期の現在を起点に、過去の出来事を織り交ぜながら、モノとコトを独特の感性でとらえて文章として表現している」と見て、若い女性らしい感性と柔らかさが伝わるレイアウトを目指した。つまり、少し散文詩的な感覚の文章なので、空間を生かしたレイアウトで、文字のウエイトも細めの書体をチョイス…ということで、ただいま制作進行中です。

写真は、とりあえずA4の紙にプリントアウトをしてバランスを見ているところ。原寸で冊子を作るのがいちばんデザインを把握しやすい。CP上で済ませないで、現物で確認するのが基本です。

編集デザイン課題1が80点で合格!2012/05/09 20:36

編集デザイン1
編集デザインの課題1が戻ってきた。ページもののデザインは多少手がけたことがあるが、我流でやってきたので、きちんと専門知識として学んだことはなかった。今までの自分の知識が正しいのか、間違っているのか、ちょっと確信が持てなくて結果がどう出るか少々心配だったが、嬉しいことに80点で合格だった。ホッとしたし、我流の自分を認めてもらったようで、なんだかすごく嬉しい。
ワープロでプリントされた講評の横に、(80点は課題1では満点です〜)手書きされていて感激!(〜単純だな〜我ながら)

以下、講評の一部。
「課題内容を、とても良く理解しているように思います。作業が丁寧で、見やすくでき上がっていました。短いコメントは、コピーしたものに記入しましたので、確認してください。数値、書体などが合って居るかどうかはそう重要ではありません。このような作業をすることで、編集デザインの基本に注目して頂けたらという課題ですがすでに経験がおありのようでした。」
この講評の横に赤ペンで(次の「2」が課題の本命です。コンセプトを立て、これを実現するためのフォーマットを決めて、紙面を作ります。少ページには不要な作業ではありますが、100ページ以上のものの一部と考えて、とり組んでください。楽しみにしています。)と描かれていた。感激です!

講評の中でシビアに指摘されたのは「一番心配なところは、版面の考え方がちょっとはっきり意識されていないところがある点です。紙面においては版面がキャンバスとなります。ノンブルと柱、裁ち落としの写真やカット以外は全部この中に入ります。また分析には同じことを2度描かないようにし、左右対称の場合はそれぞれの要素について、1回づします。版面、本文組、章タイトル、小タイトル、ノンブル、柱、その他の見出しなどに分けて指示しましょう。指示する場所は本の紙面からはずれたところで書けるものはそのようにします。(以下略)」なるほど、それがルールなんだ!すごく参考になりました。今後、この知識を実践しなければ、ン!

返却原稿には……「あまりにも美しいので参作にさせていただきました。コピーでお返しします。西川」とポストイットが添えられていた。連休でちょっとモチベーションが下がっていたけれど、このひと言ですごく元気づけられました!丁重な添削と心のこもった講評は励みになります。
指導担当はNY先生。頑張りますよ!!!!!

本の紙面デザイン分析完了!2012/04/22 17:15

編集デザイン1
編集デザインの課題1、本の紙面デザイン分析ができた。前にも書いたが、実際の本を2冊実測してレイアウトや文字組を分析する。版面のサイズや書体、級数、行間、字詰めなどを計測するのだが、細部を計測するのは正直老眼の身にはきつい。老眼鏡にハスキルーペをかけて、細かい指定を赤ペンで書き込む。すぐに目が痛くなるは、頭がくらくらするは。スキャンして、パソコン上で計測してそれをイラストレーターで書き込んで、プリントすれば、多分1/3ぐらいの時間で終わるのに、アナログは厳しいっす。それに、行間が級数・歯数で割り切れない文庫本をチョイスしてしまったので、よけいに時間がかかってしまった。これからやる通信生へのアドバイスとしては、行間が級数・歯数で割り切れるレイアウトの本を選ぶこと。学習する内容は同じだから。

それでも、なんとか完成させてレポートをつけて、発送準備完了です。