グラ基礎Ⅰ、4単位GET! ― 2011/12/04 20:46
グラ基礎Ⅰの課題2が戻って来た。オリジナルパレットと文字と色の構成、9月に作って10月のスクーリング時に提出した。モノクロのシミュレーションなどもしてけっこう自信があったが、評価は78点。
「オリジナルパレット」は、色のとらえ方は良い、安定した仕上がりになったとして、明度差が大きい所や小さすぎるところが指摘されていた。「文字と色の構成」は、ひとつのパターンを組み合わせて、色彩構成を作ったが、パターンが見えすぎるのが良いとは限らない、とシンプルにした方が良いとに指摘があった。どの線を生かし、省きどういう形にしていくのか、もっと精査してくださいとのことだった。
課題1のオリジナルグラデーションが90点、スクーリング前半のピクトグラムが不本意の76点、後半の蝶課題が82点、そして課題2が78点。平均点81.5!かろうじて優をいただいた。オリジナルグラデーションに助けられたかたちだが、とりあえず良かったです。コミュニケーションデザインコースを目指す身としては、ぜひとも高評価を取りたかった課題だ。ちょっと気を抜くとすぐに評価に表れる。ある意味、時間との戦いなのだが、現実の仕事もまさに同じ。時間があろうが無かろうが、質の高いアウトプットをすることが重要だ。
「オリジナルパレット」は、色のとらえ方は良い、安定した仕上がりになったとして、明度差が大きい所や小さすぎるところが指摘されていた。「文字と色の構成」は、ひとつのパターンを組み合わせて、色彩構成を作ったが、パターンが見えすぎるのが良いとは限らない、とシンプルにした方が良いとに指摘があった。どの線を生かし、省きどういう形にしていくのか、もっと精査してくださいとのことだった。
課題1のオリジナルグラデーションが90点、スクーリング前半のピクトグラムが不本意の76点、後半の蝶課題が82点、そして課題2が78点。平均点81.5!かろうじて優をいただいた。オリジナルグラデーションに助けられたかたちだが、とりあえず良かったです。コミュニケーションデザインコースを目指す身としては、ぜひとも高評価を取りたかった課題だ。ちょっと気を抜くとすぐに評価に表れる。ある意味、時間との戦いなのだが、現実の仕事もまさに同じ。時間があろうが無かろうが、質の高いアウトプットをすることが重要だ。
やった90点!色のサンプリング ― 2011/11/07 16:37
色のサンプル集めとオリジナルグラデーションを作るグラ基礎1課題1の採点が出た。頑張った甲斐あって、90点という高得点をいただいた。
以下、講評(一部抜粋)
「■テーマについて『軌跡1971〜2011』はその時間の差こそあれ、誰もが経験すべく、築かれてきた大切なものですね。最も身近で壮大なテーマでもあります。ご自身が生きてこられた痕跡を、色と質感、そして言葉で表すこと。現在に至るまでの過程の変化を、暫時表現であるグラデーションに見立てたことはなかなか大胆であり的を得ています。」
「採取場所や範囲について」は、採取された場所に着いては、身近な場所から採取されものがほとんどだが、もっと広い範囲まで視野を広げて、いろいろな方面に目を向けた方が良いとの指摘だったが、「イメージの豊かさと言葉への変換について」と「グラデーションについて」では励みになるうれしい言葉をいただいた。そして「今後の作品にも期待していますので、ぜひ頑張って人生のセカンドステージを、より、有意義なものにしてください」と結ばれていた。苦労しただけに素直に嬉しいと思った。
以下、講評(一部抜粋)
「■テーマについて『軌跡1971〜2011』はその時間の差こそあれ、誰もが経験すべく、築かれてきた大切なものですね。最も身近で壮大なテーマでもあります。ご自身が生きてこられた痕跡を、色と質感、そして言葉で表すこと。現在に至るまでの過程の変化を、暫時表現であるグラデーションに見立てたことはなかなか大胆であり的を得ています。」
「採取場所や範囲について」は、採取された場所に着いては、身近な場所から採取されものがほとんどだが、もっと広い範囲まで視野を広げて、いろいろな方面に目を向けた方が良いとの指摘だったが、「イメージの豊かさと言葉への変換について」と「グラデーションについて」では励みになるうれしい言葉をいただいた。そして「今後の作品にも期待していますので、ぜひ頑張って人生のセカンドステージを、より、有意義なものにしてください」と結ばれていた。苦労しただけに素直に嬉しいと思った。
ピクトグラムの結果と反省 ― 2011/10/27 19:06
グラ基礎1の後半スクーリングの3日目、蝶課題の全体講評前に、前半で制作したピクトグラム作品が返却された。結果は大台に乗らずの76点。かなり考え抜いて仕上げただけにやや不本意な点数と感じた。パーツの貼り間違えのまま講評を受けた経緯を考えればこれで良しとするべきだろうが、受け取った瞬間は納得がいかなかった。
どこに問題があったのか。作品を再度俯瞰して考えた。なるほどという点がいくつか見つかった。
1.統一性の問題。パーツの数を絞って統一感を出したつもりだったが、「跳ぶ」については方向が正面向きになっている。跳ぶイメージは伝わるが、デザインの流れを感じさせるという視点で考えれば、方向を「歩く」「走る」と統一することが望ましい。全て同じアングル、同じ方向ということだ。この点で一つのテーマ性を持ったピクトグラムとしてはマイナスポイントになる。「跳ぶ」については左向き案もいろいろ試行錯誤したがまとまらなかった。
2.方向の問題。僕の作品は左を向いている。これは非常口など多くのピクトグラムが左に向いているからそれに従っただけだが、課題ではどちらを向かせよという指定は無い。3ポーズを収める台紙は「歩く」が左に大きく、右上が「走る」、右下が「跳ぶ」である。ストーリー性を考えた場合、歩き始めて走り出し跳ぶわけだから、ピクトグラムを右に向けた方がわかりやすい。プレゼンテーションボード全体の構成まで考えが至らなかった僕のミスである。
3.時間をフル活用しなかったこと。上手くできたという奢りと言っても良い。これだと決めて作る前に、もう一度それまで絞り出したアイデアを並列にして検討すべきだった。これだ!と思ってから気が緩み、それまで作ったラフスケッチ全体を俯瞰し直すことがなかった。つまり客観的な最終判断を怠ったということだ。その気の緩みが貼り間違えのミスにも繋がったのだろう。他のアイデアにした方が他の人にはわかりやすかったかもしれないという思いもある。コミニュケーションデザインは人に伝わってなんぼだから…
時間の許す限り考えて考え抜いて結論を出すべきだったのだ。もちろん提出時間を守るのは基本中の基本であることは間違いないが、反省しきりのピクトグラム制作だった。
どこに問題があったのか。作品を再度俯瞰して考えた。なるほどという点がいくつか見つかった。
1.統一性の問題。パーツの数を絞って統一感を出したつもりだったが、「跳ぶ」については方向が正面向きになっている。跳ぶイメージは伝わるが、デザインの流れを感じさせるという視点で考えれば、方向を「歩く」「走る」と統一することが望ましい。全て同じアングル、同じ方向ということだ。この点で一つのテーマ性を持ったピクトグラムとしてはマイナスポイントになる。「跳ぶ」については左向き案もいろいろ試行錯誤したがまとまらなかった。
2.方向の問題。僕の作品は左を向いている。これは非常口など多くのピクトグラムが左に向いているからそれに従っただけだが、課題ではどちらを向かせよという指定は無い。3ポーズを収める台紙は「歩く」が左に大きく、右上が「走る」、右下が「跳ぶ」である。ストーリー性を考えた場合、歩き始めて走り出し跳ぶわけだから、ピクトグラムを右に向けた方がわかりやすい。プレゼンテーションボード全体の構成まで考えが至らなかった僕のミスである。
3.時間をフル活用しなかったこと。上手くできたという奢りと言っても良い。これだと決めて作る前に、もう一度それまで絞り出したアイデアを並列にして検討すべきだった。これだ!と思ってから気が緩み、それまで作ったラフスケッチ全体を俯瞰し直すことがなかった。つまり客観的な最終判断を怠ったということだ。その気の緩みが貼り間違えのミスにも繋がったのだろう。他のアイデアにした方が他の人にはわかりやすかったかもしれないという思いもある。コミニュケーションデザインは人に伝わってなんぼだから…
時間の許す限り考えて考え抜いて結論を出すべきだったのだ。もちろん提出時間を守るのは基本中の基本であることは間違いないが、反省しきりのピクトグラム制作だった。
蝶課題完成!がんばりました。 ― 2011/10/23 22:31
眠気と疲れでフラフラになりながら三日目のスクーリングに向かう。完成は午後2時までにと指定される。とりあえず前日に作ったラフのデザインの仮画像部分を、昨夜遅くまでかかって作ったデータと差し替える。それだけでほぼ完成になるが、ここからさらにレイアウトとコピーを詰める。フォントのカーニングの調整や細かいバランスなど…で午前中にほぼ作業を終わらせた。
今回は、ネットなどで情報をキャッチしてから、様々な蝶のネタを仕入れてスクーリングに望んだが、何年も続いている課題だけに、おおよそ頭に浮かぶことは誰かがやっている。そこで改めて肝に命じたのは、まず「人とは違うことをやること」「できるだけアイデアを深く掘ってコンセプトを語れるレベルにすること」「単にテーマからの距離感だけてはなく、時間軸やトスーリー性を加えてひねりを効かせること」の三つだ。前週のピクトグラムの学習経験も踏まえて、徹底的にコンセプトを考え無駄をそぎ落としたし、最後のチェックも怠らないようにした。そのかいあって受講生による投票では13票を集めてトップだった。正直嬉しかった。
今回のスクーリングで得たことは、良いクリエィティブのためには「思考錯誤」せよ!ということ。それを改めて体験し感じたことは大きな収穫であった。思考だけではダメなのである。錯誤、つまり間違いや過ちを経て思考することで何かが生まれるということなのだ。
今後、この課題に向かう通信生に伝えたいのは、「蝶を作るな」「蝶に見たてるな」「結果的に蝶に見えれば良い」という三点だ。何を表現して伝えるかが課題で、蝶を作ることでは無いと思う。僕は人間関係という見えないものを蝶にしたが、見えるものを伝えるのは比較的簡単である。言えない意識や思いをいかに他者に伝えるかが、コミュニケーションデザインの真髄である。
写真上は、完成した蝶課題。テーマは「赤い糸蝶の運命」。赤い毛糸で蝶を形作り新婚のカップルをイメージ。この蝶の特徴は雌雄同体。真ん中はもつれる夫婦関係を表したモツレイトチョウ。最後が雄と雌に別れて二匹になったキレタイトチョウ。夫婦の在り方を時系列に並べストーリー性を持たせた。A4サイズ、インクジェットでプリントアウト。写真下は、公表前に全作品を並べて投票を行っている風景。
今回は、ネットなどで情報をキャッチしてから、様々な蝶のネタを仕入れてスクーリングに望んだが、何年も続いている課題だけに、おおよそ頭に浮かぶことは誰かがやっている。そこで改めて肝に命じたのは、まず「人とは違うことをやること」「できるだけアイデアを深く掘ってコンセプトを語れるレベルにすること」「単にテーマからの距離感だけてはなく、時間軸やトスーリー性を加えてひねりを効かせること」の三つだ。前週のピクトグラムの学習経験も踏まえて、徹底的にコンセプトを考え無駄をそぎ落としたし、最後のチェックも怠らないようにした。そのかいあって受講生による投票では13票を集めてトップだった。正直嬉しかった。
今回のスクーリングで得たことは、良いクリエィティブのためには「思考錯誤」せよ!ということ。それを改めて体験し感じたことは大きな収穫であった。思考だけではダメなのである。錯誤、つまり間違いや過ちを経て思考することで何かが生まれるということなのだ。
今後、この課題に向かう通信生に伝えたいのは、「蝶を作るな」「蝶に見たてるな」「結果的に蝶に見えれば良い」という三点だ。何を表現して伝えるかが課題で、蝶を作ることでは無いと思う。僕は人間関係という見えないものを蝶にしたが、見えるものを伝えるのは比較的簡単である。言えない意識や思いをいかに他者に伝えるかが、コミュニケーションデザインの真髄である。
写真上は、完成した蝶課題。テーマは「赤い糸蝶の運命」。赤い毛糸で蝶を形作り新婚のカップルをイメージ。この蝶の特徴は雌雄同体。真ん中はもつれる夫婦関係を表したモツレイトチョウ。最後が雄と雌に別れて二匹になったキレタイトチョウ。夫婦の在り方を時系列に並べストーリー性を持たせた。A4サイズ、インクジェットでプリントアウト。写真下は、公表前に全作品を並べて投票を行っている風景。
グラ基礎1後半スクーリング二日目 ― 2011/10/22 22:19
二日目は、ヒモのアイデアと宿題で考えた20のアイデアをラフ化して福井先生にチェックをしてもらう。その結果ヒモのアイデアと文字を使ったアイデアを詰めることになった。ヒモのアイデアとは、人間関係を模した赤い糸蝶だ。男女関係を赤いヒモで作られた蝶に見たてて、新婚、中年、初老と時系列に並べる。先生からは、面白いけどオチが弱いからさらに深く考えるようにとのアドバイス。本来オチはあまり関係無いけど、ストーリー性が出てきたから、確かにオチがあったほうが面白い。他の候補一案とともにさらに深堀り。チェックの順番待ちもあるので二回目のチェックは午後になってしまった。まだオチが効いていないといわれパソコンルームでの作業のOKが出ない。これ以上遅くなると仕上がりが雑になる心配があったので、その場で別れてしまうというオチのアイデアラフを書いて強引にOKをもらった。
パソコンルームでは、昨夜撮った画像を読み込んでPhotoshopでざっくり加工。とりあえずコピーと写真をはめ込んでラフスケッチを作った。これ以上ここでデザインを詰めてもあまり意味が無い。ラフに合わせて本番用の写真を取らなければ完成に近づかないからだ。それを察してくれたのか、先生から家での作業があるなら帰って構わないとのお許しが出た。
早速帰宅して、晩飯もそこそこに毛糸の蝶の撮影。これをPCに取り込んで加工しなければならない。明るい証明下であれば少しの加工で使えるが、あいにく我が家はスポットライト照明なので暗い。ISO感度を1000以上に上げ、絞りを開放近くまで開けても背景を明るい調子にすることはできない。陰が三方に落ちてそのままでは使えないので、止むを得ず糸の一本一本を切り抜くことにした。気がつくと午後2時。妻からは「そんなことしていると死んじゃうよ」ときついお言葉。こんな時間までMacと戯れたのは久しぶりのことだった。
パソコンルームでは、昨夜撮った画像を読み込んでPhotoshopでざっくり加工。とりあえずコピーと写真をはめ込んでラフスケッチを作った。これ以上ここでデザインを詰めてもあまり意味が無い。ラフに合わせて本番用の写真を取らなければ完成に近づかないからだ。それを察してくれたのか、先生から家での作業があるなら帰って構わないとのお許しが出た。
早速帰宅して、晩飯もそこそこに毛糸の蝶の撮影。これをPCに取り込んで加工しなければならない。明るい証明下であれば少しの加工で使えるが、あいにく我が家はスポットライト照明なので暗い。ISO感度を1000以上に上げ、絞りを開放近くまで開けても背景を明るい調子にすることはできない。陰が三方に落ちてそのままでは使えないので、止むを得ず糸の一本一本を切り抜くことにした。気がつくと午後2時。妻からは「そんなことしていると死んじゃうよ」ときついお言葉。こんな時間までMacと戯れたのは久しぶりのことだった。
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