円空が凄かった!2013/02/03 06:57

チョコレート&円空展
 のんびり美術館巡りをしている時間はないのだが、以前ふられた「チョコレート展」の期間が残り少ないので、上野公園へ出かけた。2月とは思えない小春日和。まずは、お目当ての「チョコレート展」国立科学博物館へ。昼食時のせいかまださほど込んではいない。入場料1400円。音声ガイドが500円。上野の展覧会は基本的に混雑するので音声ガイドを必ず借りることにしている。あると無いとでは全然臨場感が違う。それはともかく、内容にはちょっとがっかり。古くからのクライアントに某菓子メーカーありそれなりにカカオ、チョコの知識があることも災いをして、若干突っ込みが足りない印象で会場を後にした。まあ、売店では「チョコレート展」限定のチョコも販売しているから、その手のマニアにはたまらないかも知らない。チョコレートがどのようにカカオ豆からできるかなど、食べるチョコレートしか知らない人にも、見る価値はあるかな…。

 で、「チョコレート展」を1時間あまりで見終わったので、国立博物館に「円空」を見に行った。大学生価格で700円プラス音声ガイド300円。「江戸時代・17世紀後半、北海道から近畿まで諸国を巡った円空。5000体を超える作品が知られ、出生の地である岐阜県と隣の愛知県に集中している。円空仏の多くは伐採した木を断ち割り丸彫りしたもので、鑿(のみ)の跡が残り、表面には何も塗られていない。2メートルを超す大作から5センチほどのものまで、木目や節が見える円空仏が林立する様子は飛騨の森が出現したかのようだ。(解説抜粋)」なのです両面宿儺座像や不動明王・二童子像など見どころ満載!!簡素でダイナミックな円空仏の穏やかな、表情に感動しました。コストパフォーナンスは高いし、必見の価値ありです。

本番、提出!2013/02/03 22:17

グラ基礎Ⅱ課題2本番。
 ビジュアル・オピニオンを提出した。再々提出のラフの講評をふまえて、それぞれ修正を加えて本日投函。とりあえずグラフックデザイン基礎Ⅱの課題はこれにて終了です。

 最後まで、格闘した、沖縄・基地問題のビジュアル。球体の爆弾か、普通の爆弾か…、先生からは自分が球体が良いと思うのであれば両方の案を出してください。とのことだったので、意地で球体爆弾のオスプレイ案を仕上げた。
 そして、客観的な視線として最後のよりどころ妻に意見を聞いた。いわく「球体の方は、いかにも作り物っぽくて、SF的で恐く感じない。普通の爆弾の方がリアルで不気味だよ」とのご託宣。なるほど、SF好きの自分が、宇宙人襲来的なイメージで勝手に恐いと思っていただけ、ということに気づかされた。客観的に見ているようでも、独りよがりの表現になってしまうという良い例。やはり第三者の意見を聞くことは、デザインに限らす必要ということです。妻に感謝。
 球体爆弾のオスプレイ案は習作としていちおう一緒に送りました。写真は、黒のボードに貼ったプリント作品、11月からまるまる3ヵ月の時間を要した苦心作です。

マルチメディア基礎、課題2提出!2013/02/11 17:33

屋久島探検隊
 風邪っ引きの三連休を使って、マルチメディア基礎の通信授業課題2を完成させた。「マルチメディアなWebサイトを作る」というものだが、課題1で提出した屋久島テーマを膨らませて「屋久島探検隊」というネーミングで、誰でもが興味を持ってもらえるようなWebサイトを作った。

 はじめは簡単な屋久島のコースガイドにしようと思ったが、やっているうちに、あれもこれもと思いページ数が増えてしまった。合計16ページ。これでもちょっと足りないが、収拾がつかなくなるのでここまでにした。いろいろ調べていたら、うってつけのひな形を見つけたのでトップページは頑張ってフラッシュのスライドショーを挿入した。
 CSSの知識がないので、まともにきれいなレイアウトを作るのは無理。そこで、最初にDramweaverのひな形を利用して基本のフォーマットを作った上で、各ページレイアウトはをロゴなども含めIllstratorで作った。これをpng(150dpi)で書き出してphotoshopに持っていき画像幅を960pxに統一、FireworksでスライスをしてHTMLで書き出す。この書き出されたHTMLのテーブル部分の記述だけをコピペして、Dramweaverで開いた基本フォーマットに書き込む。というとてつもなく面倒くさい作業をやった。経験が浅いので戸惑いながらの作業だったが、なんとか思い通りのレイアウトを作ることができた。でもWebコンテンツとしてみたら、全てが画像というあまりお勧めできないものだ。一昔前なら重すぎてまともに見られない。

まあ、ともかくこれで今学期の制作課題はほぼ終了。後2週間で、絵本がまとめられればラッキー!ぐらいの気分だ。

残念な講評…2013/02/19 15:15

屋久島探検隊 地図
 マルチメディア基礎の課題2の評価が出た。少し悔しい思いのする講評だった。特に「せっかくの第2課題を勿体なくあしらわれたなあ、という残念な気持ちになります。」この言葉はショックでした。少なくとも、この課題を含めて、流すような課題制作はしたことがなかったし、これからもその気持ちに変わりはない!この課題にしても、屋久島を再びテーマに選んだのも、試行錯誤の結果。講師との気持ちのすれ違い、これが通信教育の限界なのか…

以下講評。
「すがPAPAさん 先日提出されたマルチメディア基礎、課題2の講評をします。

課題1に引き続き「屋久島」をテーマとしたサイトとなりましたね。全体にロゴや項目標題の文字感が面白く、個性のあるサイト感を醸しています。このあたりは、さすが長年のディレクターキャリアがモノを言っているようですね。今回、全面的にMap情報を組み込まれたのも良いアプローチでした。

まあ、ここまでは評価できる部分ですが、それ以外にはめぼしいポイントが感じられません。全体が、離島観光地の紹介情報としては凡庸すぎて記憶に残らないような、当たり障りのない表面的な紹介にすぎません。
「探検コース」には4つのコースが、それぞれ道程図と沿線のポイントが数点の写真で各々1ページで紹介されていますが、作る側の最低限の役割はこれで果たせるものの、見る側がこうした情報ではたして誘われるでしょうか。探検スポットも11箇所の観光ポイントがそれぞれ小さな写真1枚と簡単なキャプションで紹介されるばかりです。グルメ探検もKeyword(この命名意図がよく伝わりませんが)も同様で、手持ちの撮影写真を適宜グルーピングし、それぞれに簡単なキャプションを付けて屋久島紹介としているように見えます。
たとえば、「探検コース」と「探検スポット」を2項目に分けるほどの意味はあるのでしょうか。屋久島にとっての「Keyword」って、一体何を言いたいのでしょうか。
あるいは、全体に、屋久島の特別な存在感を想起しつつ、もっと各ポイントや各道程に踏み込んで、細かな情報や各画像のビビッドな解説を入れるように配慮すればこのサイトも、見る人に屋久島の魅力を分け与える存在になり得たかもしれませんが。

課題1が屋久島を写真メインで紹介したのに、課題2でもまさか同じテーマで取り組まれるとは思っていませんでした。これでは課題1の拡張版に過ぎないようです。もちろん課題2の制作条件から逸脱しているわけではありませんし、一般学生の課題作品としてはまあそつなくまとまっているので、及第点を出さないわけにはいきません。ただ、現役のディレクターでいらっしゃるすがPAPAさんが通信教育を受けようと発意されたことにこちらは勝手に思いを巡らすわけで、そうすると、せっかくの第2課題を勿体なくあしらわれたなあ、という残念な気持ちになります。
他の履修科目ではぜひ、初心を忘れずに取り組んでください。」

まあ、おっしゃることはよくわかります。しかし仕事を抱え、課題を抱え、年末年始の繁忙期をやりくりして制作をしている通信生の立場をもう少し理解してほしいような、切ない気持ちもあり…でも、デザインって結果だからな〜
気持ち切り替えて、前に進みましょう。GO!GO!

学習用品が到着した。2013/02/23 16:46

学習用品2013
 学費を振り込んだ。振込受付証明書・B票を送ったら、速攻、来年度のシラバスやら学習用品やらが送ってきた。毎年同じで特に目新しいものは入っていない。あまり使わないものが多いので、ちょっと無駄を感じたりするが、WEBを利用できない環境もあるから仕方がないのだろう。ちょっと違っているのは在籍確認シール。昨年は更新願いが必要だったが、今年は、学籍番号や住所が空欄の在籍確認シールがいきなり送られてきた。自分で書き入れるということだが、なんとなくリアリティがない。経費節減&事務処理簡略化のためなのだろうが…

 今年度の最終成績がまだ出ていないので、履修登録はまだできないが、そろそろ来年度の計画を練らなければならない。ここまでの単位獲得は、造形基礎Ⅱ(2)、編集デザイン(2)、印刷職業論(1)、デザイン史(2)、コミュニケーション論(2)、マルチメディア基礎(3)の12単位。まだ結果が出ていないが、コンピュータグラフィックス(2)、グラフィックデザイン基礎Ⅱ(4)はほぼ間違いないはずだから、合計18単位が今期の獲得単位数だ。昨年が28単位で、合計46単位。3年に上がる62単位には、残念ながら16単位足りなかった。