色彩学、4単位GET!2012/02/18 11:35

色彩学1
色彩学の課題1が戻ってきた。頑張った甲斐があってA評価!

以下講評「頻度図作成に伴う調査が良い内容です。「他のグレースケールの作り方」は各表色系ともよく調べられていますがPCCSでは「トーン」についての説明も必要です。今回の主題、無彩色とは無縁の概念ですが、この表色系の最大の特徴ですので。グレースケールは色票間の明度差が均等できれいに仕上がっています。5番の色票は明度5・視感反射率は20%です。」

講評は課題2と同じ先生。いろいろ苦労したので、もう少し突っ込んだ講評が欲しかった。19文字×9行の171文字はこれも課題2と同じ量。多ければいいというものではないが…。それはともかくこれで4単位獲得!単位合計26となった。

写真は頻度図と講評。アンケート調査は家族と会社のスタッフ、合計20人に聞いた。男女10名ずつだったので、全体の頻度図のほか、男女別の頻度図も作成。中間の中間を決めた頻度図(各10名)も作成した。

グレースケール完成!2012/01/29 20:30

色彩学1
色彩学の課題1、グレースケールが完成した。もちろんグレースケールを制作するために、中間の灰色を決める調査の頻度図や個人差についての感想、他のグレースケールの作り方、その他、学習の感想などのレポートも完成。

中間の灰色を定める調査は、会社関係16名、家族関係4名の計20名に。18人に聞いた時点で3色が6票でならんでしまいどうしようかと思ったが、残りの二人が、同じ色に投票してくれたのでなんとか中間の色が決まった。票が割れたのは意外でした。

グレースケールの他の作り方の項は、教科書とwebを参考に以下(抜粋)のようにまとめた。(DICデザインセンターの記事が役立ちました。)でも作り方といえるかどうかちょっと心配…

○グレースケールの作り方(抜粋)
 課題では、二分法または大距離法といわれるマンセル表色系の知覚尺度構成法によりグレースケールを制作したが、主な他の制作方法を以下に説明する。
1)オストワルト表色系の明度段階による方法
 理想的な白から理想的な黒の間を、視感反射率が対数尺度で等間隔になるように分割する。具体的には「89  56 35 22 14 8.9 5.6 3.5 2.2 1.4」の10段階になる。この数値に相当する白(W)に対して黒(B)を混合する。このとき黒色量はB=100%―Wで求める。…
2)DIN表色系の暗度による方法
 無彩色の暗度(明度ではなく暗度という)Dは、相対輝度Y/Y0の対数関数(Yは色見本の視感反射率、Y0はその見本と同じ色度を持つ完全色の視感反射率)として定義されている…
3)NCS表色系の黒への類似度による方法
 明度に相当するものを「理想的な黒への類似度(黒み量)」で表わす。色の感じを100点満点の数値で表わし、F(色)=w(白み量)+s(黒み量)+c(色み量)=100(%)の式となる…
4)PCCS表色系の知覚的明度段階による方法
 白から黒までの明るさが等間隔に等しく感じられるように段階的に分割する。理想的な黒を0、理想的な白を10とし、実際に色表化できる最も明るい色をマンセル明度の9.5、最も暗い色を1.0として…

これで色彩学の課題は終了。再提出にはならないと思うので、とりあえず4単位は年度内にゲットできそうだ。

写真は、完成したグレースケールとレポート。

色彩学、ラストスパート!2012/01/21 15:03

グレースケール
色彩学の課題3をクリアして、残るは課題1のみ。なんとか2月初旬には提出したいので、最後のグレースケール作りに取り組んだ。まずは灰色のカラーチップ作りから。

自分の感覚だけでは心もとないので、PCCSのグレースケールを参考に黒と白の中間の灰色(5)を作った。学習指導書では5種類の灰色を作って、どれが中間にふさわしいかアンケートをとることになっているが、これを決めてから、別な灰色を作ったのでは、作業効率が悪い。そこで、さらに、中間の灰色と黒の中間の灰色(3)、中間の灰色と白の中間の灰色(7)を作り、白とそれぞれの灰色と黒の中間の4種類の灰色を作った。これをベースに中間の灰色と中間の中間の灰色付近の灰色を何種類か作った。

なんだかこんがらがりそうだが、要は最初に9段階のグレースケールを作って、5番、3番、7番の灰色に近い色を作ったということ。(比較のために白と黒のチップも作りました。どうせ後から必要になるし)アンケート結果でズレが出るようならそのときにまた修正したカラーチップを作れば良い。さてこれで準備完了!あとはアンケート。レポートのネタにできるおもしろい反応があれば良いのだが…

※写真は、ポスターカラーを平塗りして作った灰色のカラーチップ。と画材たち。上段は「トリパブ」。ポスターカラーの定着、画面保護用のスプレー。ポスターカラーなど水彩絵具に直接混ぜると、泣き止め&弾き止め効果が強力な絵具になります。昔を思い出して使ってみました。(仕上がりにかけるとムラっぽくなるから要注意)

色彩学 課題3クリア!2012/01/13 21:02

色彩学3
色の同化と対比の錯覚を使ってブックカバーをデザインする課題だが、評価はA。最初にひらめいたアイデアを何度も修正をして詰めた甲斐があった。正直嬉しい。

以下、講評。「色の対比や同化を含めた色の感覚的・知覚的な作用は色の見えに大きな影響を与えています。私たちは無意識にこの効果を利用していることもありますが、これらを知ることにより意識的に色をコントロールすることができるようになるでしょう。課題3では、これらを理論的に理解するとともに、活用できることがポイントとなります。
すがpapaさんは色彩の対比と同化について理解され、各現象を作品に取り入れることができています。対比・同化の両現象とも適切に表現され、その効果も認められます。デザインもシンプルで分かりやすくなっています。要素が多いので、焦点が定め難い気もしますが、いろいろ工夫されているので、興味を持って見ることができるでしょう。著者名については、ローマ字になっていること、そして表記位置の関係から、少し分かりにくいように感じました。著者名というのは書籍の表紙内で、書名に次いで重要な要素ですから、この表紙を見た人がすぐに著者名という情報を把握できるようにする必要があるでしょう。色彩学で学んだ理論はあくまでも理論ですので、それを上手に利用することは各自の工夫にかかっています。これからも様々な作品の創作の中で活用していってください。」

著者名については、あまり目立つのがいやで意図的にレイアウトしたものだ。また、色彩学の作品に著者名はあまり重要ではないと考えた結果でもある。しかし、ブックカバーとしてとらえた場合、その本を見る人にとってはとても重要な要素であることは間違いない。改めて的確な指摘をいただき赤面する思いだ。自分の感情で扱うのではなく、客観的に書籍の表紙とは何かを考えなければいけなかった。それが情報伝達、コミュニケーションデザインだから。

色彩学 課題4合格!2011/12/24 15:50

色彩学4
色彩学の課題4が戻ってきた。かなり時間をかけて分析&レポートを書いたおかげでA評価だった。以下、講評。

課題4では、刺激作成から調査実施、そしてデータ集計・分析といった一連のプロセスを体験すること自体とても重要ですが、このレポートではこれらのプロセスで得られた結果を既存のデータとの比較も交え、どのように読んでいくかがポイントとなります。
すがpapaさんは本調査としては30名と多くの被験者を募られ、いろいろ集計を工夫して丁寧にまとめられていると思います。灰色、赤、オレンジ、青の得票率が高く、紫、茶の得票率が低い要因や、性差が見られる要因などについて、ご自身の考察なども加えても良いでしょう。課題4では色が包含する意味を知る方法の一つを理解できたことと思います。これらの意味は我々の行動にも影響を与えており、それを理解することでより一層色彩を活用することができるようになることでしょう。今後も色彩の背景にある意味に目を向けることによって、色の理解を深化させてきださい。

やはり時間をかければそれなりの評価を得ることができる。この結果を待って、すぐに仕上げておいた課題3「ブックカバーのデザイン」を発送した。事務部は28日で業務終了なので今年中に受理されるはずだ。残るは課題1のグレースケール作成。1月中には発送したいと考えている。