情報社会倫理論の結果2013/11/09 23:26

 やっと情報社会倫理論の結果が出た。86点で合格でした。まあ、講義をしっかり聞いていればある程度の点数をとれる問題だし、参考書持ち込み自由なので、3日間のスクーリングを受ければ合格するのが当たり前なのでしょう。でも、気になるのは採点内容。どこがマイナス14点であるかを知りたいと思った。記述が足りなかったのか、間違いだったのか。それがわかればより確実な知識になると思うがいかがだろう。
 
 これは、科目試験にもいえることで、どこが間違いなのか?何が足りないのか?点数の内容がわからない。採点した答案用紙を戻してもらうようなシステムにはならないのだろうか。手間もかかるし、お金もかかるのは理解できるが、これが実現した学習内容がより頭に刻まれると思うし励みにもなる。スクーリング内の講評にもいえる。講評の場で、個々に作内容につて細かく説明されるわけではないので、後日知らされる自分の成績が、何を基準にして採点されているのか、まったくわからない。それでいいのだろうか。通信教育だけに、フィードバックをもっと充実してほしいと思う。

情報社会倫理論(最終日)2013/10/27 22:34

 台風一過、快晴の新宿。今日は前半が講義で、後半が記述試験。

情報の質について理解を深め、不適切な情報の対処について検討、情報の評価と発信について考察する「情報の質と評価」。時間がないのでかなり端折っての講義。続いて「情報セキュリティ」。事故は起こりうるという前提でのリスク対策が情報セキュリティ。インターネットの認証は未だパスワードが主流だが、常にパスワードは漏洩の危機にさらされている。という、相当怖い話。記録しないのが安全だが、記憶に頼るパスワードは限界があり、現実的に人間にはできないという現実。

情報社会倫理論1

   ▲快晴のそらに都庁がすくっと立っていました。


 「1.美術製作の過程において、ICTを効果的に活用する方法とそのアイデアを記せ。」と「2.情報を共有することが創作(過程や結果)に、どのような役割を果たすか、影響を与えるかを論ぜよ」。記述試験は、このいずれかを選択する。


 参考書の持ち込みは自由だが、試験の課題を前持って知らされていないので、参考書の選びようがないし、改めて本を買うのも何なんで、ネットから参考になりそうなサイトをブックマークしておいた。選択したテーマは2。昨日の講義でここ重要ですと言われたところだ。話の内容をわりと細かくメモをとっていたので、レポートの骨子はおおまかできているようなもの。これを膨らませて書き上げた。


 論旨は、著作権(法)には、著作者の権利を守るとともに、創作情報の流布・利用 という面もあり、その目的は「文化の発展」にある。著作物(創作情報)は、次の著作物を生み出す基礎となり、さらに相乗効果で新たな著作物が生まれる。「無から有は生まれない」の例えどおり、先行した創作物・著作物があるから、新しい創作物・著作物が生まれるわけで、これらの情報を制限すると新しいモノが生まれにくくなり、しいては文化の発展を阻害する。というもの。


 ちゃんと3日間受講しているから単位はもらえるが、試験の結果はいかに?



情報社会倫理論(2日目)2013/10/26 16:57

 突然の来客で上野で会食。台風がひどくなりそうなので那須塩原には帰らずさいたまの別荘に泊まる。日本酒をちょっと飲み過ぎて少々二日酔い気味。ブックバインディングで発症した座骨神経痛の痛みとしびれ&だるい身体を引きずって駅まで台風のやや強い雨の中を歩く。新宿駅で軽い朝食をとって新宿サテライトへ。
情報社会倫理論2
   ▲新宿サテライトの教室風景

 情報社会倫理の2日目。

 テーマその1は、「著作権・財産権と創作」。 デザインビジネスをしてるとさまざまかかわってくる、けっこうリアルな問題。著作権は、著作者等の権利を守り、文化的所産の公正な利用を通して、文化の発展をを目的としている。という前提で、法のデジタル化とICTの進展で、さまざまな新しい問題が発生してきている。完璧な複製によりオリジナルの概念も変わってゆくし、情報の入手・発信がグローバル化、容易化する中で、現行著作権法は、現状に合わなくなってきている。結果、著作権法が文化の発展を阻害する側面も出てきた。創作物と情報を共有して、文化を発展させる手段を模索している的な話。先行著作物に影響されて、新しい著作物が生まれるわけで、無から有は生じないから、著作権でさまざま保護しすぎると新しい著作物が生まれにくくなるとわけです。

 テーマその2は「情報と社会行動」。個人情報とプライバシーのお話。古典的な個人のプライバシーから、現代的な個人情報(個人を特定できる情報と個人にヒモ付けられるデータなど)に変わった。また、個人情報に価値がため、今はやりのビッグデータを解析したデータマッチングや行動ターゲティングがマーケティングに活用されている。で、単独では個人情報にあたらなかったたわいもない情報(近所の風景とか、昼飯に何食ったとか)もICTの進化によって解析されるので、いわゆる個人情報になってしまった。さらにオンラインでのコミュニケーションの問題。昔ながらのフェイスツーフェイスの地縁、血縁に加えて情報縁(オンライン上のコミュニケーション)が現れた。オンラインのコミュニケーションは文字データが主体なので、非言語的コミュニケーション(口調、音色、表情、身振りなど)が抜け落ちる。で、顔文字などコミュニケーションの補完な方法を考えなければ真意が伝わらない。また、幅の無い狭い人間関係になる。でもフェイスブックなどで関係を持つと、濃密すぎてうっとうしくなるような減少も 顕在化している。(一人になりたくなる心理)などなど、なかなか面白い内容の講義でした。

 まあ、面白かったです。今日もあっという間に終了。講師の上田先生のことをナイナイの岡村を上品にした感じと書いていたが、まさにそんな感じです。それと、昨日もそうだってけど、この時期、ベストがファッションのキーワードになっている感じでした。明日は が待っている。先輩のブログを見ると、前もって出題内容が提示されるようだが、今回は当日に発表される。参考書の持ち込みは可。何を持ち込んで良いのかわからないので、とりあえず、iPadにネットから拾える情報倫理のPDFをダウンロード、参考になりそうなURLをお気に入りに登録して備えることにした。


情報社会倫理論(1日目)2013/10/25 15:02

 新宿サテライトで情報社会倫理論のスクーリング。9時から午前中のみの講義。午後の情報職業論と抱き合わせで受講する人が多いが、情報職業論は昨年とったので、時間が少しもったいないが単独での受講になった。講師は、上田卓司先生。基礎心理学が専門だそうだ。

情報社会倫理論3
   ▲教科書はなく、各テーマごとにレジュメが配られる。 

最初のテーマは「情報環境と情報行動」コンピュータの登場で、様々な情報が電算化され、モノよりも「情報」に価値を置く社会=情報化社会が創出した。情報倫理の定義とは、1つは「情報化社会において、われわれが社会生活を営む上で、他人の権利との衝突を避けるべく、各個人が最低限守るべきルール」、その2は「情報モラル=情報を取り扱う際の公道規範」(※講義レジュメより引用)
 それで、その情報社会での倫理的問題がいろいろ発生する。著作権や知的財産権、プライバシー、個人情報、情報セキュリティ、有害情報の流通、コミュニケーションなど…二つ目のテーマは「著作権と知的財産権」。日本はベルヌ条約を締結、批准している、著作権は創作時点で発生するという無方式主義(特許などとは そこが違う)で、その著作権とは何かから、権利の内容(法的位置づけや、保護対象や保護期間など)をクイズまじりで解説。著作物とは「思想または感情」を「創作的」に「表現したもの」であって、「文芸、学術、美術または音楽の範囲」に属するもの。表現の工夫があれば、地図でも電話帳でも著作物になる(工業デザインなどは意匠権どに別な法律)。クリエィティブを生業とする身としては、かなり身近にある問題。

 語り口がスピーディーで内容も興味深いものだったので、あっという間に3時間45分が過ぎてしまった。

 この授業を映像文化論の科目試験の前に受けていれば、65点という残念な結果にはならなかったのにな〜。映像とは限定していないものの、著作権と引用などは主たる内容なので、ちょっと複雑な思い。でも、良いこともある。デザインマネージメントで「情報格差」や「情報弱者」の問題から切り口をみつけて課題制作中なので、とても参考になる!感じです。