コミュ研Ⅰスク1日目2015/10/23 22:03

 昨年怪我をして欠席せざるを得なかったコミュニケーション研究Ⅰのスクーリングが今日から始まる。今週と来週の2週間。コミュニケーション研究は「メディアをコミュニケーションの道具としてとらえて、自分から他者へ、そして社会へと発信していくためのプログラム。社会的な発信力を身につけて、デザインをとおして人と人、人と社会をつなぐ仕掛けを考えて行こうという課目だ。ポイントはメディア制作そのものに重きを置くのではなく、「誰に対してどんな意図を持った発信なのかが重要で、誰にでもわかりやすい見せ方、企画やテーマが最も生かされる表現手段など、メディアリテラシーの獲得を目指すもの」だ。

 担当はA先生とO先生。地域活動の拠点を取材して、テーマやターゲットを設定、最終的には印刷メディアをグループワークで作るという課題だが、情報を自ら発信する演習として、初日のスタートは自己紹介の紙芝居を演じるところからスタートする。メディア環境論で顔見知りの受講生もいるが、全く知らないひともいる。いつものことだが、人見知りの僕としてはあまりここち良い時間ではないが、じゃんけんで負けて、僕からスタートすることになった。学習指導書には例として、自分をモノやコトにたとえるなどの手法が載っていたが、素直に自分の半生を語る方が自分を知ってもらえるだろうと考えて特別なひねりは加えなかっった。だだ、それだけではつまらないので、自分をネコのキャラクターにしてまとめた。

紙芝居2
   ▲個性が光る紙芝居。みんなすごいな〜。

 受講者12人が順番に紙芝居を演じる。自分を謎の虫にたとえる人、絵の具のチューブとその色で自分を語らせる人、紙芝居なんだけど小道具が立体の人、紙芝居を小道具にしてステージショーのように自己紹介を演じる人。すごい!それぞれのアイデアに素直に驚く。もちろん僕のようにオーソドックスなまとめの人も半数はいたが、それぞれに工夫がある。全員が演じた後にそれぞれの作品を机に並べて閲覧した。昼食後、3人づつにグループ分けして、グループごとに紙芝居についてのふりかえりをする。良い点と悪い点を自己評価して、グループのメンバーと共有する作業。改めて紙芝居を見直すと、ビジュアルと語りと演技が同時進行するメディア。テレビや芝居などと違う、ユニークなメディアとして新鮮さと可能性を感じた。

マップ

マップ2
   ▲僕の原体験絵地図。函館山と市電など、懐かしいです。

 その後、「まちとわたし」原体験絵地図づくり。小学校の頃を思い出して絵地図をクレヨンで描く。ぶっつけ15分1本勝負。描いた地図はグループで紹介し合う。メディア制作を共同で進めるための意識作りといおうかウォーミングアップ。最後に、明日の取材先を決め、チームや自分が知りたいコトや疑問などをポストイットで整理して終了。

ガイダンス
   ▲作品例を交えて、面接授業のガイダンス。

 僕らのチームの取材先は、世田谷にある「S公園」。情報が少なくてどのチームも指名しなかった場所だが、抽選の結果僕らの担当になった。残り物に福あり!いい取材ができることを期待しよう!