グラ基礎Ⅱスク前半/最終日2012/11/11 23:16

グラ基礎Ⅱスク前半/最終日
いよいよ最終日。起床時間が早いこともあるが、どうしても気分が高ぶってしまい眠りが浅くなる。アリナミンを飲んで、疲れて眠い身体を引きずって学校へ向かう。

前日OKをもらったレイアウトをブラッシュアップして、11時ごろには完成。デザインはシンプル。どちらかというと真面目真面目な意見としてまとめたから派手さはない。ツカミが少し弱いけど、まあ、おもしろいテーマじゃなからウケを狙うわけではない。デザイン、コピーとも先生のOKをもらって、他のアイデアを探す。時間がたっぷりあるから、ノリの軽いコピーを作ったり、レイアウトも様々作ったが、ピンとこない。チェックを受けると、やはり初案が勢いがあって良いというとの意見だが、何か足りないように思う。それがなんだかわからない。悪いわけではないが、微妙な違和感を感じながら細部を調整。グラ基礎Ⅰで痛い目にあっているから、誤字脱字がないようにしっかり校正してPDFデータを提出した。プリントは、公表のために2号館の講堂に並べる。

恒例の人気投票。そして講評。トップ10の作品が並ぶ。課題1は3番目の得票をもらった。課題2は予想通り、あまり票が集まらなかった。課題2マイオピニオンの上位作品を見て、ハタと気がついた。デザイン的な良し悪しは別として、共通して言えることは、ツカミが上手いことだ。つまり、内容はともかく、キャッチコピーにインパクトが、読んでみようという気が起こることだ。そう、そういうことなのだ。ツカミをどうするか。広告を筆頭にしたコミュニケーションデザインの基本だ。

「結論は、決まってる。」じゃ、はっきり言って興味を持ってもらう確率が低い。硬いシビアな内容の主張でも、読んでみようかという気持ちにさせなければ、どんなに素晴らしいことを書いても読んでもらえない。コミュニケーションデザインデザインのキモは、いかにターゲットの意識をそこに向けさせるかだ。提出してから、気がついても仕方がないけれど、自分を客観的に見て、自分をディレクションしなければ、響くデザインは作れない。

絵画などのアートでは、自分をいかに表現するかだし、コミュニケーションデザインでは、ターゲットにどうアピールできる表現ができるかだ。つまり、アートとデザインは違うということなのだが…

講評が終わったのは6時30分すぎ。とりあえず、みなさま三日間お疲れ様でした。ふ〜

写真は、試行錯誤のモニターとマイオピニオン完成作品。改めて見ても地味。