白菜が無い!!2014/08/14 15:06

夏休みの初日13日。上野公園に出かけた。国立博物館の「國立故宮博物院展」にするか、東京都 美術館の「メトロポリタン美術館・古代エジプト展」にするか迷ったが、以前妻から故宮博物院の すごいらしいよと聞いていたので、台北の國立故宮博物院が誇る”神品”「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」を見に行くことにした。

故宮01

一時は長蛇載れると聞いていたが、ずいぶんと空いている。まあラッキーかなと思い入場した。書や水墨画、刺繍画や様々な美術品が展示されていたけれど、あまり興味をそそるものが無かった。名品ばかりなのだろうが、書は読めないし、絵は古色蒼然としていてあまり魅力を感じない。それでも一応すべてに目を通した。展示品もほとんど最後の方に、玉の白と黒の色をいかした「熊と童子」が、大きなショウケースの中に展示されていた。たしかに可愛らしいのだけれど、その大きさ5センチ程度。すこしがっかり。で、白菜は?と見渡すと出口付近にスライドで大写しになっている。が、本物はどこにも見当たらない。よくよく説明を見ると、なんと7月7日で終了、台湾に帰ってしまっていた。え…そ、そんな…。確かにポスターをよく見ると以前図像があった白菜が、いつのまにか熊と変わっている。情報をしっかり把握しなかった自分が悪いのだけれど、超がっかり。

故宮博物院02

 おまけに学生証の裏のシールを張り替えるのを忘れていて、一般料金1400円で入場したこともあって、 トホホな感じでした。