絵本スクーリング初日2012/06/01 18:39

絵本1
今日から3日間、新宿サテライトで絵本のスクーリング。体育会系でかなりハードだという噂の科目だ。昨年、造形基礎Ⅱの時に、大竹先生に「絵本は面白いよ」とそそのかされて、つい履修登録してしまった。果たしてその大竹先生のグループになった。

「多い少ない」「大きい小さい」などの反対語をヒントに絵本を作るのが課題。単純な情操教育的絵本を想像したらNGである。ストーリィを含め、構成力・企画力などが求められる。編集デザインの延長のようなものだ。絵と文との組み合わせが基本で、絵のうまい下手はそれぞれの持ち味なので、へたくそっぽくてもまったく問題ない。大学が用意した210×270サイズの16色のラシャ紙を使って仕上げるが、ラシャ紙を切って貼付けても、色鉛筆で絵を描いてもかまわない。その他、使えるものは、色鉛筆と水性系の白と黒のペン、他の画材は使用できない。最終的に上製本で仕上げる。

ラフスケッチは必ず用意するのが前提。僕はラフスケッチの他に原寸大のカラーダミー(Mac上で作ってプリントしたもの)を持って行った。原寸で色を入れた方がイメージをつかみやすいし、OKが出たらすぐにトレースダウンをして作業にはいれるからだ。予定通り一発目で概ねOK。コピーを再チェックしてもらい制作作業に入った。

ラシャ紙の張り合わせのためにシングルのペーパーセメントを持って行ったが、溶剤で具合の悪くなる人がいるから使用不可とのこと。まあ、基本的にみんな同じ条件でやろうということです。スティック糊で台紙やパーツを張り込んでいくから大幅スピードダウンとなったが、そこは昔取った杵柄、台紙の貼り合わせと一部のパーツを切り出して、本日は終了。そこそこくたびれました。

写真は、(上)学校で用意しているラシャ紙。(中)サインペンで書いたラフスケッチ。枠を作って書き込むとイメージしやすい。(下)Macで作ってプリントした原寸大のダミー。普通の人はここまでやらないが、やっておくとスムースに進行できる。

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