無心にドローイング その32011/04/25 05:31

造
課題3はドローイングと音楽。音楽を聴きながら帯状(26cm×322cm)の紙にドローイングする。
僕は、盲目のピアニスト辻井伸行氏の「マイ・フェバリット・ショパン」からアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調作品22という曲を選んだ。軽やかながら印象の強い曲だ。ピアノの多彩な音を表現するために、三本の色鉛筆を持ってドローイングした。赤、青、黄色。特に意識したわけではないが、出来上がった作品は描いたラインがぶれて見える。テレビのRGBがずれているのと同じだから、ピントがずれているような感じになった。

五感の記憶によるドローイングなど2011/04/25 05:53

造形基礎Ⅰ-2と-4
造形基礎Ⅰの課題2はドローイングした後に気に入った部分をB3サイズで切り抜いて作品とすることだ。筆を動かすのがまどろっこしく感じて、思わず筆を投げ出すように絵の具をたたきつけたが、そのまったく無意識な感情がいちばん表現できている部分を切り取った。(上段)

課題4は五感の記憶によるドローイング。
五年前、縄文杉に会いに妻と訪ねた屋久島。台風直撃で登山道が不通となり縄文杉を見ることは出来なかったが、翌日行った白谷雲水峡、中でも「もののけの姫の森」が印象的だったので、そのディープグリーンの世界を描いた。スケール感が出てないけど、自分的には大きくて深い森です。(下段)

デカルコマニーです。2011/04/25 18:57

造形基礎Ⅰ デカルコマニー
紙を二つに折って、片方にインクをたらしてから折り畳んで広げると、左右対称の絵柄が出来上がる。これを何に見るか、そこにドローイングを書き込んで、何かに見立てるというお題。五点ほど作ったが(上段)、ファーストインプレッションが強いものを作品にした。宇宙から帰った二人が都市を目指していると感じた。リュックサックを背負って山を目指す二人というのも考えたが、最終的に、どこかから来た二人が街を目指す図にした。どこかとはどこか。宇宙服的にも、登山のリュックにも見える。見る人に決めてもらっていいかな。僕的には断然、宇宙から生還した二人、でも街は異生物に侵略されているかもしれない…というSFイメージでした。

これで造形基礎Ⅰの課題はすべて終了。送るのがひと苦労。課題1は六つに畳んで筒にして、他の作品を内側に入れて、包装紙に包んで段ボールで巻いて、さらに学校指定の宛名紙に包んで。
ここでアクシデント。四種郵便は直径15cmまでだが、学校の宛名紙は、10cm程度にしか対応していない。つまり幅が短い。ということで、カレンダーの紙をつないで出しました。荷造りに1時間以上かかりました。ふ〜。