無心でドローイングは難しい。2011/04/10 14:57

造形基礎Ⅰ課題1−1
リラックスして、身体全体でドローイング。と学習指導書には書いてあるが、ターゲットや表現効果を考えることが日常になっている我が身としては、これははなはだ難しい課題である。
プロの垢がこびりついていて、無心になれなんだよね。
四六判の模造紙を二枚つないだスペースにドローイングをするわけだが、身体全体を使って書くには、墨が最適かなと思い、真っ白なキャンバスに向かった。無心を装いながら、つい空間のバランスや効果を考えてしまう。無心、無心と念仏の様に唱えながら、筆をふるったたが、愚妻曰くちょっとつまらない。もっと身体使ったらとの指摘。
確かにそうだと素直に納得して、足の裏や手のひらや腕に墨を塗りたくり白いキャンバスと格闘した。描く楽しさを感じるままに。無我夢中って感じ。気持ちよく暴れたら、予想もしないものが出来上がっていた。