マルチメディア表現スク、前半2日目2014/07/26 23:48

 昨日と同じ時間に東京駅に着いたが、人身事故で中央快速が止まっていた。復旧までに4~50分かかるとのアナウンスがあったので、秋葉原から各停の中央線でいくことにした。いつも快速を使っているので感じなかったが、以外と駅が多い。それに休日のためか地方のローカル線のようにのんびりした空気が漂う。大久保、信濃町など十数年ぶりかでお目にかかった。吉祥寺校には9時ギリギリに到着。

 前日決めた方向をある程度まとめて、企画内容のチェックをしてもらう。いけると思ったが、「ターゲットが明確ではない」、「漠然としすぎている」、「心の問題を解決するのは難しい」などのシビアな指摘があり、再考することになった。ビミョ〜にがっかり…

 気を取り直して、まずターゲットの設定。「ストレスの原因は現代人の忙しさにあり、仕事、家事、育児という人間の二次活動がその引き金になる」ので、ターゲットを「忙しい人」特に「子育て世代の25歳から45歳の夫婦」とした。次はどのように「ストレスを軽減・解消するか」だが、初期アイデアの「笑いの提供」や「笑いセンサー」では対応できないと考え、どのようなものが解決策として望ましいかチームでディスカッションを重ねた。

mmh03
   ▲イシューマップから、解決すべき課題を導き出す。

 悩み事を人に話すことでスッキリした経験は誰もがあると思うが、「悩み事や愚痴を話すこと」や「人に話して共感を得ること」がトレス解消になり,しいては心身の 健康につながるとして、声で繋がる「VOICE SNS」というソーシャルネットサービスにしよういうことで意見が一致した。簡単にいえば音声版ツイッター。ただし、メッセージを聴くことと返信することがストレスにならないように、受信者側の自由とするルールとした。発信者側には、声を様々なキャラに変える「キャラクターボイス」や、大阪弁などの方言やたどたどしい外人風の言葉に変える「イントネーション変換機能」を用意。気兼ねなく本音を話せて、聴く方もおもしといいう仕掛けにした。その他、いいね!にあたる「共感!ボタン」や、不適切発言があった場合、聴取したユーザーがイエローカードやレッドカードを出せるボタンも設定。カードが累積すると出入り禁止になるシステムで、自浄作用が働いて健全なサイト運営ができるように考えた。これで完璧!たぶん?

 17時頃から二日間の成果を発表し、企画の方向性を確認する。いけると思って発表したが…結果はノーグッド。「他人の悩みや愚痴を誰が聴くのか」、「収益はどこからあげるのか」「似たような音声系サービスはすでに存在する」などなど。確かにおっしゃる通り。後で調べたら「音声版Facebook」のようなサービスがすでにβ版まで公開されていた。ということであえなく撃沈。先生のアドバイスもあって、改めて「健康」テーマで、ストレスの原因ともなる「睡眠不足」をキーワードに企画を考え直すことにした。もちろん、心の問題解決の切り口は捨てて…だ。

mmh04
   ▲提案がノーグッドで、机の上もこのとおり混沌としている…

 この時点でノーアイデア。企画のまとめも含めて あと一日しかない。「睡眠不足」キーワードのアイデアを、翌日までに考えてくることにして、二日目も定刻で終了した。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://sugapapa.asablo.jp/blog/2014/07/26/7400199/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。