マルチメディア表現スク、前半初日2014/07/25 22:31

 5時30分起床。妻に朝食のお弁当を作ってもらい6時35分の新幹線で東京に向かう。中央快速に乗り換えて吉祥寺へ。

 3号館の323教室で授業が行われるが、9時を過ぎても8人ほどしかいない。エントリーは14人だそうだがずいぶんと集まりが悪い。全員が揃わないまま前提講義が始まる。講師は角めぐみ先生と白石学先生。マルチメディアとは何か?マルチ=複数の、メディア=媒体(情報の記録、保管、伝達などに用いられる物質や装置)であり、マルチメディアを文字、音声、画像などいろいろな種類の情報を扱えるメディアと定義して、この授業では、狭義にコンピュータとネットワークに関わるもデータを情報化し可視化するものとした。ソーシャルメディアやビッグデータ、ネットワークサービスなど、具体例を交えての講義だった。

 午後からいよいよ課題制作。テーマは「身近な社会問題を、マルチメディアで解決する」というもの。まず問題の洗い出し、全員が自分自身でが気がついた問題を付箋に書いて模造紙に張り出す。ちょっとした問題でも気がついたら書いて貼り付ける。ひと通りで揃ったところで、同じような問題をグルーピングして、そこから問題を抽出する。その結果、「SNSなどを含むコミュニケーションの問題」、「妊娠、出産など女性にかかわる問題」、「健康問題」の三つのテーマにしぼり、グループ分けして作業を取り組みことになった。僕は健康問題チームを希望。メンバーは4人、大阪から参戦のKさん、1時間かけて自転車でやってきたOさん、徹夜明けのMさんの女性3人。そして最年長の僕。

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     ▲全員で課題を 抽出する作業。

 まずは、論点図とでも訳せば良いのか「イシューマップ」作り。 チーム4人で議論しながら進めるが、(1)健康阻害の原因となるキーワードをを付箋に書き出す。(2)原因キーワードをグルーピングしてそれを括る適切な言葉で括る。原因キーワードを並べ替えて因果関係を見つける。(3)自分たちが解決すべき課題を導き出す。それをマルチメディアで解決する課題として、具体的な課題文を作る。

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    ▲チームで、問題の因果関係をさぐりイシューマップ作り

僕らは、「健康を害する身近な要因はストレスにある」として、「笑い」で心と身体を健康にする何かを考えようということになった。さらにディスカッションを重ねて、笑いセンサーや笑いを提供するアプリなどマルチメディアを利用して「心の健康」を実現しようという結論にたどり着いた。スクーリングにしては珍しく、17時45分過ぎに授業終了、肉体的な疲れもあま感じることもなく、比較的ゆるい感じで1日目は終わった。