絵本のその後 ― 2012/06/09 15:42

絵本のスクーリングは疲れたが充実感があった。手で切り貼りするのは、普段パソコン画面上でしか仕事をしていない自分としては、久しぶりの良い刺激になった。ものづくりの原点はやはり手で作ることだ。ということで、WEBキャンパスをのぞいたら、スクーリングの評価は85点と出ていた。
さて、あらためてスクーリングの講評の言葉を振り返る。「完璧に設計するのもいいが、素材から生まれる偶発的な表現なども考慮した方が面白いものができる」…まさにクリエィティブの面白さはそこにあるはずだが、なかなかそうはできない。それが85点たるゆえんだ。手で作るかPCで作るかにかかわらず、せめて学校の課題だけは、自分の意思を全面に押し出した作品にしたいと思う。それがどう評価されようともだ。それだけの勇気を出せるかが問題だが…
現実のグラフィックデザインはますますPC依存の傾向が強くなっている。手書きのカンプでプレゼンしていた頃が懐かしいほどに遠い昔になってしまった。今のクライアントはデザインラフであってもその精度を求めるし、とてつもないスピードで仕事が動いているから、手書きの時代に返ることは無いだろう。すでに経済活動に絡めとられたグラフィックデザインはますますビジネスとして先鋭化して、そのうち手の届かないところに入ってしまうのかもしれない。まあ、学校の課題ぐらいは手書き、手作りを楽しむべきなのであろう。
写真は、完成した絵本の表紙と、中ページの抜粋。
さて、あらためてスクーリングの講評の言葉を振り返る。「完璧に設計するのもいいが、素材から生まれる偶発的な表現なども考慮した方が面白いものができる」…まさにクリエィティブの面白さはそこにあるはずだが、なかなかそうはできない。それが85点たるゆえんだ。手で作るかPCで作るかにかかわらず、せめて学校の課題だけは、自分の意思を全面に押し出した作品にしたいと思う。それがどう評価されようともだ。それだけの勇気を出せるかが問題だが…
現実のグラフィックデザインはますますPC依存の傾向が強くなっている。手書きのカンプでプレゼンしていた頃が懐かしいほどに遠い昔になってしまった。今のクライアントはデザインラフであってもその精度を求めるし、とてつもないスピードで仕事が動いているから、手書きの時代に返ることは無いだろう。すでに経済活動に絡めとられたグラフィックデザインはますますビジネスとして先鋭化して、そのうち手の届かないところに入ってしまうのかもしれない。まあ、学校の課題ぐらいは手書き、手作りを楽しむべきなのであろう。
写真は、完成した絵本の表紙と、中ページの抜粋。
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