色彩学 課題3クリア!2012/01/13 21:02

色彩学3
色の同化と対比の錯覚を使ってブックカバーをデザインする課題だが、評価はA。最初にひらめいたアイデアを何度も修正をして詰めた甲斐があった。正直嬉しい。

以下、講評。「色の対比や同化を含めた色の感覚的・知覚的な作用は色の見えに大きな影響を与えています。私たちは無意識にこの効果を利用していることもありますが、これらを知ることにより意識的に色をコントロールすることができるようになるでしょう。課題3では、これらを理論的に理解するとともに、活用できることがポイントとなります。
すがpapaさんは色彩の対比と同化について理解され、各現象を作品に取り入れることができています。対比・同化の両現象とも適切に表現され、その効果も認められます。デザインもシンプルで分かりやすくなっています。要素が多いので、焦点が定め難い気もしますが、いろいろ工夫されているので、興味を持って見ることができるでしょう。著者名については、ローマ字になっていること、そして表記位置の関係から、少し分かりにくいように感じました。著者名というのは書籍の表紙内で、書名に次いで重要な要素ですから、この表紙を見た人がすぐに著者名という情報を把握できるようにする必要があるでしょう。色彩学で学んだ理論はあくまでも理論ですので、それを上手に利用することは各自の工夫にかかっています。これからも様々な作品の創作の中で活用していってください。」

著者名については、あまり目立つのがいやで意図的にレイアウトしたものだ。また、色彩学の作品に著者名はあまり重要ではないと考えた結果でもある。しかし、ブックカバーとしてとらえた場合、その本を見る人にとってはとても重要な要素であることは間違いない。改めて的確な指摘をいただき赤面する思いだ。自分の感情で扱うのではなく、客観的に書籍の表紙とは何かを考えなければいけなかった。それが情報伝達、コミュニケーションデザインだから。