大原美術館で涙? ― 2016/01/07 20:08
バスツアーで倉敷に来た。倉敷といったら大原美術館だ。市内散策などどうでも良いので、移動するバスの中で昼食を済ませ、2時間の自由時間すべてを大原美術館に充てた。なんといっても目玉はエル・グレコの受胎告知と思って受付で尋ねると、なんということでしょう、グレコの受胎告知もモネの睡蓮もゴーギャンのかぐわしき大地も、六本木の新美術館に出張中というではないか。聞いてないよ〜(涙)

▲倉敷の町並み。ほとんど見ていない。

▲イオニア式柱を有する古典様式の本館


▲もちろん学生価格で…
それでも、それなりの作品がそろっていました。西洋絵画より、棟方志功が思いの外良かった!陶芸は、浜田庄二とバーナード・リーチと河井寛次郎が揃っていて、比較して鑑賞することができました(^ ^)
コミュ研Ⅰ通信課題その2 ― 2016/01/10 15:28
日常生活活性プロジェクト「焚き火deクリスマス」の全記録ブック、制作中。暮れにスライドショーDVDを作ったものの、その後、年末年始でバタバタしてなかなか手がつかなかった。子供達が帰ったので、本腰を入れて冊子の制作に入った。
今回のイベントでは、ポスターなどのツールはあえて作らなかったが、準備段階から終わりまでの全記録だから、いろいろ盛り込む内容が多くて、結局48ページ構成になってしまった。準備として、1)クリスマスツリーの飾り付け、2)丸太のサンタ人形制作、3)食材とアルコール飲料の用意、4)焚き火と会場のセッテイング、5)参加メンバー紹介、4)イベント実施記録まで。まあ、「参加者にも贈呈できるもの」なので、あまり手を抜いたものは作りたくない!というわけで堂々?の48ページ。自分で自分の首を絞めているとしか言いようがないけど…

DVDとセットにするので仕上がりサイズは、縦186×横135。とりあえず4ページネーションを決めて、ざざっとレイアウト。写真だけでは飽きてしまうので、イラストを入れたり、写真を加工したり、試行錯誤しながらデザインを詰めていった。表紙を除いてまとまったので、モノクロで出力。見開きのレイアウトなので、余白をカットしてから二つ折り、それを閉じて一冊して、全体の流れをチェックした。


スライドショー用に作ったタイトルロゴが気に入らなかったので、(スライドショー制作からやり直しになるのはわかっているけれど)…変更した
り、完成度を上げようとすると、とめどなく作業が増えてくる。イメージ編集ⅠのAtoZばりに時間がかかりそうだ…フ〜
コミュ研Ⅰ通信課題その3 ― 2016/01/16 16:13
引き続き、コミュニケーション研究Ⅰの通信課題「日常生活活性プロジェクト/焚き火 de Christmas」の冊子の制作進行。モノクロでのチェックを反映して、デザインやレイアウトの修正を加えたり、内容を少し変更したり…ほぼ出来上がったところで、こんどはカラー出力でチェック。モノクロ出力よりはがぜんリアリティーがでてくる。


レイアウトは大体OKだが、読み返すと、やたら誤植があったり文章がおかしかったり…デザインに目と意識がいってしまい、文章がおそろかになるのは良くない。もっともプロの仕事だとコピーはコピーライターが責任を持つから、あまり気にしなくて良い部分もあるけど。ただ、学校の課題は、自分がディレクターであり、デザイナーであり、コピーライターであり、プランナーでもあるわけだから、大変といえば大変。でもデザインの実務では、これらを包括的に捉えらる視点が作品の質にダイレクトに反映する。

というわけで、細かい修正作業を繰り返し「焚き火 de Christmas」全記録の冊子のデータは完成した。スライドショーの中身も、冊子と合わせて調整して4枚焼いた。今回は参加メンバーに進呈するという前提もあるので、オンデマンド印刷のくるみ製本を専門業者に頼むことにして、IllustratorのデータをPDFに変換。ネット経由で送った。冊子とDVDをまとめるカバーケースは、もちろん自分で作る。ここまでくればもうひと息。2月初旬には発送できるだろう。
コミュ研Ⅰ通信課題その4 ― 2016/01/23 11:22
専門業者に頼んでいた「焚き火 de Christmas」の冊子が届いた。提出用と参加者へのプレゼント用と控えの4部。本文はマットコート紙110kgで48ページ、表紙がマットコート135kg。思ったより薄く4mほどの厚さだ。
見た目少しチープなので、予定どうりにカバーをかけることにした。しかし、手元のインクジェットプリンターはA4までしか出せない機種。カバーは少なくとも横幅420mmは必要だ。そこで考えたのは、後ろ給紙ができるプリンターなので、細長いデータを作り、A3を細長くカットしてA4の横幅297mm以内に収めた紙にプリントすること。これが大成功!カバーをつけるとかなり質感が上がった。

▲以外とチープなマットコート紙110kg×48ページ

ちょっと失敗したのは、くるみ製本の対応。くるみ製本は背を糊付けする簡易製本だから、上製本のように完全にページを開くことができない。閉じ部分の逃げは3ミリ程度取れば良いと思っていたが、製本の具合にもよるが出来上がりで見ると5mmは必要だった。レイアウト的に見開き中央がすこしくっついた感じになってしまった。時間もないしお金もかかるので、今回はこのまま行くことにした。ちょっと残念ではあるが、次回頼む時は、校正が確認できる形(5部以上なら校正が出る)で発注しよう。

▲A3を細長く切ってA4プリンターで出力したカバー
これで、DVDと冊子の用意ができた。後の作業はこれをまとめるケースの制作。これはどうしてもA3プリンターがないとできないので、とりあえずデータだけはまとめておいた。なんとか月内には発送できそうだ。
はじまり、美の饗宴展 ― 2016/01/25 20:00
六本木の新美術館に大原美術館コレクションを見に行った。タイトルは「はじまり、美の饗宴展/すばらしき大原美術館コレクション」として、大原美術館の主だった作品が展示されている。


先日倉敷の大原美術館で見ることができなかったリベンジである。もちろん第一の目的はエル・グレコの受胎告知。プラド美術館で見た受胎告知よりテーマが絞り込まれていて、なかなか良いと感じた。マニエリスムとも称される独特のディフォルメは見るものを圧倒する。

▲エル・グレコ「受胎告知」

▲佐伯祐三「広告“ヴェルダン”」
その他、ロートレック、モディリアーニ、マチス、ピカソなど傑作揃い。棟方志功の二菩薩釈迦十大弟子版画柵も良かったし、藤田嗣治の舞踏会の前も、佐伯祐三の広告も…倉敷はツアーで行ったのであまり時間がなかったので、六本木でゆっくり見ることができたてよかったということでしょう。
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