AtoZ、体裁決定!2015/01/04 10:10

 正月ではあるが、科目試験を目前にのんびりもしていられない。かといって家族が遊びにきているので、勉強に集中できるはずも無い。こんなときは制作課題の方が手を付けやすい。

 ということで、イメージ編集の通信課題「AtoZ」を制作進行。忘年会の合間に試行錯誤していたデザインを具体的に落とし込んで行くことにした。
仕上がりの体裁は、通常の製本ではつまらないので、少し厚い紙を使ってカードを作り、水平に見開ける「リング製本」にすることにした。リング製本は加工サービスもあるのでなんとかなるだろう。ページのサイズは、横長の210mm×84mm(A1で28面取り)。上下見開きで1コンテンツとした。

イメ編2-1
    ▲こんな感じの仕上がりです。
イメ編2-2
    ▲出来上がった分をプリントしてチェック。

 カタチにはしたが、細部は全然詰まっていない。問題はAからZまでのキーワードをどのようにするか。企画書ではとりあえずOKをもらうために作ったので、いざまとめようとすると順番が不自然だったり、内容が伴わなかったり、写真がまったく足りなかったり…改めて組み直す必要が出てきた。

 最初は写真構成でフォトアルバム的にしようかと思ったが、企画書戻しの先生のコメントに、「やや退屈な予感」とか、「センスの良いアウトドアショップに見本として置いても様になる」、博物誌としてミュージアムショップでも置けるようないでたちだと更に良い」とかとか、かなりプレッシャーをかけられているので、そこをクリアしなければならないし…、それと、自分の生活の博物誌なので、つい細部までこだわってしまいがちで、盛り込みたいものが多く、イラストの書き起こしや、追加撮影、コピーワークがどんどん増えちゃって、自分の首を自分で締めている状況になっている。

 まったく馬鹿としかいいようがないですね〜(笑&汗)2月の締め切りまで、課題提出できるか少し心配になってきた…

科目試験一夜漬け2015/01/11 17:08

 明日は、今季最後の科目試験だ。鷹の台の本校に行くのが億劫だったのと、まとめて一日で済まそうという魂胆で、御茶ノ水女子大で行われる科目試験を選んだ。
 しかし、作戦ミスのような気もしてきた。日本美術史、西洋美術史Ⅰ、西洋美術史Ⅱの3科目。出題範囲が広大な上、この歳になると、いくら勉強してもなかなか記憶に定着しない。しかし、とにかくなんとか突破するしかない。今年度は、まだ1単位も取れていない有様だし…

 最後の手段は山を張るしかない。Webにのっている過去問を全て調べて、時系列に並べて、傾向と対策を考えた。

 まず「西洋美術史Ⅰ」。この科目は、「5つの語句解説と記述1問」と「記述1問」が交互に出題されていて、ここ2~3年の問題の内容と順番がほぼ一緒である。第6回目は、2011年、2012年、2013年が、全て「ジョットについて、その時代背景を含めて説明せよ」の記述一問だけ。ということで、とにかく、ジョットとゴシック美術のみに絞った。
 「西洋美術史Ⅱ」は、過去に出題されたものから、今年出題されていない問題を、ピックアップ。記述問題は「新古典主義とロマン主義を比較し説明せよ」と、語句説明は「ドイツ表現主義」「抽象表現主義」「アールヌーヴォー」「ポップアート」を重点的というかそれだけ。
 「日本美術史」も、語句説明は、すでに今年度出題された問題は除いた、過去問の情報が少なく、頭に入れる幅がちょっと広いがやむを得ない。それと記述は、過去全て「日本美術の特徴について」なので、これは必須。

科目試験勉強

ということで、ガシガシとノートに書いて頭に入れている。僕の場合。文字に書かないと頭に入らないタイプだから、今日はもう手が腫れぼったくて痛い。普段キーボードだから、手が弱っちくなっているのだ。さて、泣いても笑っても試験は明日。がんがります。

科目試験が終わった。2015/01/12 20:35

 科目試験が終わった。2時限目開始10時45分から5時限目終了16時まで、長いようであっという間の一日だった。ヤマ張りまくりの試験勉強だったが、最終的な結果はともかくとして、張ったヤマは、ほとんど当たった。これも過去問サイトのおかげ。心から感謝!である。

科目試験01

科目試験02

 まず、西洋美術史Ⅱ。ほぼ予想通りの出題だった。記述問題は「ロマン主義と新古典主義の違いを作品など挙げながらの説明」。この違いは「ギリシャ美術を唯一の基準とする」新古典主義、ダビッドやアングル。それに対してか「美は多様性がある」というのがロマン主義、ジェリコやドラクロア。この辺を中心にそれぞれの特徴と、作家名と作品を入れてまとめた。語句説明は、「ドイツ表現主義」と「ポップアート」。ほとんどの問題に作家名と作品を書き込むことができたが、唯一、ドイツ表現主義「ブリュッケ」のキルヒナーを思い出さず、回答することができなかった。

 西洋美術史Ⅰは、予想通り「ジョットについて」のみ。これが外れたら完全にお手上げだったから、問題用紙を見たときはホッとした。ただ、それ以前のイタリヤ美術との比較と、その後どういう影響を及ぼしたかを具体的に作品などを挙げて説明しなければならなかったが、ジョット以前の作品を把握していなかった。ジョット以前の画家として、師匠のチマブーエを挙げておいたから多分セーフだと思う。

 さて、最後は日本美術史。昨日夜、過去問のあるサイトを神にもすがる気持ちで見ていたら、日本美術史の新たな過去問情報を発見。「つくり絵」「見返り美人」「法隆寺釈迦三尊像」「俵屋宗達」「尾形光琳」「鈴木春信」に絞った。そして、出題は、ほぼ想定範囲の、「つくり絵」「見返り美人」「尾形光琳」。ポイントをきっちり抑えて解答することができた。記述問題は、ここ数年変わっていない「日本美術の特質」。国際交流と日本美術二つの語句を交えて論ずる。これについては、海に囲まれた日本の地理的風土的条件が、美の創出に影響したという、最低の特質は書いたが、気が利いた回答をすることができなかった。日本美術の特質を短い文章で著すのは、ちょっと難しい。

 とにかく今年度の科目試験は、以上にて終了。これで、やっと6単位獲得できることになる。よもや不合格ということはないと思うが…

今年度、初単位!2015/01/13 15:41

 やっと、グラフィックデザインⅠのスクーリングの結果が出た。スクーリングが終わったのが去年の11月24日。まさか年を越すとは思っていなかった。結果が消滅するわけではないのが、スクーリング前に通信課題を提出していたし、今年度はまだ1単位も取れていなかったので、早く単位を確定したかったというのが本音。天然系の石塚先生だから、採点に時間がかかったのかもしれないけど…

 で、苦労のかいあって前半85点、後半85点。通信課題が75点だったので「優」ということになる。いろいろ手こずったスクーリングだっただけに、素直に嬉しい。今年度初めて、3単位GET!である。

や〜、よかった、よかった\(^ ^)/ 

AtoZのキーワード2015/01/18 17:56

 科目試験が終わって、今年度の単位獲得の可能性が残されているのは、「イメージ編集Ⅰ」と「マルチメディア表現」。いずれもスクーリングは終わっているので、後は通信課題の提出のみ。来期のことを考えると、最低イメージ編集Ⅰだけは終わらせておきたい。来年度イメージ編集Ⅱを履修しなければ、卒業がさらに一年伸びてしまう可能性もあるので、とにかくイメージ編集Ⅰの通信課題「AtoZ」に全力を尽くすことにした。

 まずビジュアルよりキーワード。AtoZをできるだけ、春から冬へ向かう時系列に並ぶように、形容詞を付けたり単語を並べ替えたりして決定した。デザインをつめていく途中で少しの変更はあるかもしれないが、決めなければデザインも決められないので。とにかく決めて内容を作り込むことにした。

イメ編3-3
    ▲26のキーワードとA1-28面取りのレイアウト
イメ編3-2
    ▲デザイン中のiMac画面
イメ編3-3
    ▲出来上がったページはプリントして確認

 進捗率50%程度といったところ。今さらだが、夏場に写真を撮っておきたかった。森は冬、野外は殺風景なカットしか取れない。ストック写真も限度があるので、工夫がひるようだ。なんとか1月中に原稿を完成させるようにがんばっています。フ〜