科目試験が終わった。2015/01/12 20:35

 科目試験が終わった。2時限目開始10時45分から5時限目終了16時まで、長いようであっという間の一日だった。ヤマ張りまくりの試験勉強だったが、最終的な結果はともかくとして、張ったヤマは、ほとんど当たった。これも過去問サイトのおかげ。心から感謝!である。

科目試験01

科目試験02

 まず、西洋美術史Ⅱ。ほぼ予想通りの出題だった。記述問題は「ロマン主義と新古典主義の違いを作品など挙げながらの説明」。この違いは「ギリシャ美術を唯一の基準とする」新古典主義、ダビッドやアングル。それに対してか「美は多様性がある」というのがロマン主義、ジェリコやドラクロア。この辺を中心にそれぞれの特徴と、作家名と作品を入れてまとめた。語句説明は、「ドイツ表現主義」と「ポップアート」。ほとんどの問題に作家名と作品を書き込むことができたが、唯一、ドイツ表現主義「ブリュッケ」のキルヒナーを思い出さず、回答することができなかった。

 西洋美術史Ⅰは、予想通り「ジョットについて」のみ。これが外れたら完全にお手上げだったから、問題用紙を見たときはホッとした。ただ、それ以前のイタリヤ美術との比較と、その後どういう影響を及ぼしたかを具体的に作品などを挙げて説明しなければならなかったが、ジョット以前の作品を把握していなかった。ジョット以前の画家として、師匠のチマブーエを挙げておいたから多分セーフだと思う。

 さて、最後は日本美術史。昨日夜、過去問のあるサイトを神にもすがる気持ちで見ていたら、日本美術史の新たな過去問情報を発見。「つくり絵」「見返り美人」「法隆寺釈迦三尊像」「俵屋宗達」「尾形光琳」「鈴木春信」に絞った。そして、出題は、ほぼ想定範囲の、「つくり絵」「見返り美人」「尾形光琳」。ポイントをきっちり抑えて解答することができた。記述問題は、ここ数年変わっていない「日本美術の特質」。国際交流と日本美術二つの語句を交えて論ずる。これについては、海に囲まれた日本の地理的風土的条件が、美の創出に影響したという、最低の特質は書いたが、気が利いた回答をすることができなかった。日本美術の特質を短い文章で著すのは、ちょっと難しい。

 とにかく今年度の科目試験は、以上にて終了。これで、やっと6単位獲得できることになる。よもや不合格ということはないと思うが…