遅々として進まない… ― 2014/07/19 10:14
西洋美術史Ⅰの課題2がまるでまとまらない。テーマは「中世美術では、神を可視の存在としてどう形象化し、それが時代ごとにどう変化したのかを、5つの時代区分ごとの美術の特徴を踏まえて論じなさい。父なる神、子イエス、精霊、さらに聖母を表現した作品を対象にして論じること」なんだけど、中世といっても時代が幅広くて、かつ同時代でも、さまざまな神の表現があるので、どれをチョイスして論じたら良いかがつかめず、数冊の分厚い美術書を行ったり来たり。書籍によって掲載している作品も微妙に違うし、
ややお手上げ状態。
シンプルに考えると、初期キリスト教時代は、素朴なカタコンベの壁画で、いわゆる寓意的人物としてキリストが描かれ、ビザンチンでは、人間の姿をした神としてのキリストで、西欧中世初期は抽象化されたキリストで、ロマネスク、ゴシックと時代が進むに連れて、リアルな自然主義的な表現になっていって、ルネサンスにつながって行くという理解はしているが、時代ごとの特徴といっても、その時代で、前後期や前中後期でそれぞれ表現や方法や時代背景も違うので、シンプルにまとめようが無い。特に西欧中世初期は、表現主義的なものから自然主義的、ビザンティン様式的なものまで、混在するから代表させるべき作品が絞れない。
7月中にはレポートを提出したいが、まとまるかな?25
日からマルチメディア表現のスクーリングが始まるから、時間的にかなり厳しい。今月提出予定の、建築史の第1課題、工業技術概論の第1課題に
至っては、手も付けていない。ふ〜
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