ビジュアルカルタ完成2012/10/06 15:52

ビジュアルカルタ
 苦節2ヵ月と10日…グラフィックデザイン基礎Ⅱの課題1、ビジュアルカルタとビジュアルカタログができ上がった。

 まず、すべての写真を、Photoshopでレベル補正&トーン調整&コントラスト補正をして全体のトーンを揃える。それからIllustratorでトリミング。サイズ感を出すため大きいものはできるだけ大きく、小さいものは小さくと、ルールを決めてトリミングした。アップの場合は、どこを見せたらすぐにモノが特定できるかがポイントになるので、特にトリミングに気を使った。それらをあらかじめIllustratorで正確に並べてから数枚に分けてプリントアウト。一枚ずつカットしてから台紙に貼ると、きれいに揃わないので、まとめて貼ってから周りをカットした。刃の入れ具合を間違うと歯が台紙を突き抜けてしまうので、慎重にカット。台紙は厚手のケント紙を使ったが、それでもちょっとヤバそうなところもある。最後に課題名と学籍番号、名前を入れて完成!!!なかなかカラフルにでき上がりました。お疲れさんでした。

 真っ先に、一番の協力者である妻に見せたのはいうまでもない。感謝!!

ビジュアルカタログ2012/10/07 13:49

ビジュアルカタログ
 グラフィックデザイン基礎Ⅱの課題1はビジュアルカルタの中から1つ選び出し、様々な表情を5つ探して写真にするビジュアルカタログも同時に提出する。
 秋にふさわしく「栗」をモチーフにして、いろんな角度から撮影をした。栗にした理由は、裏の雑木林にヤマグリがたくさんあるから。素材探しに困らないし、なんといっても自然のものは表情が豊かなのがよかった。形の良い栗を探して撮影をしたが、マクロレンズ(MicroNIKON 85mm)をつかって、ぼけがきれいに出て、写真に表情が出るように演出をした。
これも、Photoshopで調整後、illustratorでトリミングとレイアウトをしてプリントアウト。台紙に貼ってから、余分な部分をカットして仕上げた。

 先ほど、郵便局から発送。段ボールの台紙を入れて折れないようにして重量を量ったら309グラムあったので、その場で台紙をカットして10g減量、35円で発送した。家のキッチンスケールはやはりアバウトでした。

写真は、栗のビジュアルカタログと、ビジュアルカルタの表紙。

デザイン史課題1戻る2012/10/07 14:11

デザイン史課題1レポート
 苦労してまとめあげた、デザイン史課題1のレポートが戻ってきた。頑張った甲斐あって採点はA。1年半以上もかかってまとめただけにホッとした。

以下講評
「とても良くまとめられています。こういった近代におけるデザインの流れを、しっかり頭の中に残しておいてください。一方で、誰がいつ何を作ったかといった細かい事実も気にかけてくれればと思います。文中でふれてくれたムテジウスとヴァン・デ・ヴェルデの論争なども、現在に生きている議論です。何が主張されたのかぜひ全文を読んでもらいたいところです。」

 何度も何度も教科書とデザインの20世紀を読んだので、近代デザインのおおまかな流れはしっかりと頭に入った。先生に勧められなくとも、もう少しデザイン史の深いところはクリエーターの基礎知識として勉強して身につけたいと思う。
 さて、課題2は、「モダン・デザインの一例を論じなさい」というもの。人物やモノや空間など取り上げる例は自由。僕は「口紅から機関車まで」のキャッチフレーズを冠され20世紀前半に活躍した「レーモンド・ローウィ」を取り上げるつもりだ。

 課題2のレポートを提出して、合格して、さらに科目試験が待っている。まだまだ先は長い…

共振へのデザイン2012/10/14 21:40

マルチメディア基礎課題1
 マルチメディア基礎の通信課題1「共振へのデザイン」のメッセージパネルが完成。プロバーダのサーバーにアップして、URLをWebレポート提出システムから送った。課題は、『日頃から気に入っている「モノ」や気になっている「コト」について、そのこだわり部分を印象的に紹介することで、不特定多数者へ共感を促し同好の士を増やすようなメッセージのパネルを作ること』8月初旬のスクーリングから2ヵ月余り、その時、腹案は出来ていたがメッセージパネル(プレゼンボード)にまとめるのにアイデアが出ず時間がかかってしまった。

 テーマは、ココロで見る旅、屋久島への誘い/「屋久島へ行こう!」。2007 年に初めて屋久島に行ったが、その魅力にインスパイアーされて三年連続で訪れることになった。ということで、メーセージパネルの目的は「屋久島に興味を持ってもらい、訪ねるきっかけにしてもら」こと。ただ世界遺産ということではなく、屋久島のもつ魅力を「一人でも多くの人に体験してもらい、その独特の魅力をココロと肌で感じてほしい」そんな思いを込めた。
 表紙ページを含め全7 枚構成。それぞれを端的な言葉と直裁的な写真で構成(もちろん全て自分で撮った写真)。あえて、詳しい説明は省き、印象の強いキャッチコピーのみにして、ビジュアルインパクトを高めた。すべてのパネルに「屋久島行こう!」のキャッチフレーズを大きく入れ、古典的ではあるが連呼型のアピールを狙った。

送ることは送ったが、スクーリング同様、厳しい視線でチェックされるのは必至、結果に今から戦々恐々である。ふ〜

グラ基礎Ⅱの結果、その12012/10/22 22:55

ビジュアルカルタ評
 グラフィックデザイン基礎Ⅱの課題1が戻ってきた。78点。webキャンパスで点数は知っていたが、それなりに時間をかけて、お金もかけてまとめただけに、どこがマイナスポイントか知りたかった。

[ビジュアルカタログ]講評
 「自然の食材を集めたカルタです。徹底しているところが良いですね、各素材ともよく見て、ポイントを絞り特徴を引き出していると思います。セッティング、アングル、トリミングにも工夫が見られ、画面を大きく使って、迫力があります。色調にも気を使って、モチーフ本来の色を生かしながら、鮮やかな色を引き出しています。全体に意図のはっきりわかる、見応えのある作品に仕上がりました。もう一段レベルアップするために、次のことを考えてみましょう。
○写真の仕上がり→全体にはきれいですが、少し明るめで、そのために、立体感や重量感が弱くなり、フラットな感じがします。ちょっと調整してみてください。
○レイアウト→これだけの数の写真が並ぶと、一点一点のクオリティだけでなく、全体のバランスで見え方が変わってきます、にた色調や構図、ボリューム感の写真が隣接すると互いの面白さを消し合い、作品全体の印象にも影響しますので、44枚の写真を並べたら、改めて全体をチェックしましょう。メリハリがあり、シャープで締まった印象になるよう、客観的に見ることが大切です」。講評は木多美紀子先生。

 まさにおっしゃるとおり。やっと素材集めを終了して、それで半ばでき上がった気になって、全体の配列やカラーバランスのチェックが甘くなってしまった。本来、素材集めの後がグラフィックデザインのデザインたるところなのだ…提出をあせるあまり、推敲をしっかりしなかったのが敗因だったといえる。

 言い訳けになるが、仕事を持ちながらそこまでシビアにやるには、それなりの時間が必要だ。休日は、お酒を飲まない、遊ばない(…僕にはできないけど)など相当覚悟と集中力もいる。修正箇所や変更箇所が見つかったときに、再撮したり焼き直したりする気力ももちろん必要だ。それをクリアできなければ良い評価にはつながらないのはわかっているが…。ちょっと愚痴ったけど、やはり一課題一課題、時間をかけてやりきるしかないのだ。

写真:カラーコピーに細かく注意点などが書き込まれている。