印刷文化論の課題2、やっと提出です。2012/09/02 10:55

課題2出力
ちょっとまとめに苦しんでいた、印刷文化論の課題2をやっと提出した。特に「芸術的役割」をどう扱うか悩んだが、三版方式にこだわらずまとめて扱うことでレポート的に整理をつけた。版方式から生まれる芸術作品は教科書にも載っているとおり様々あるが、「芸術的役割」という大きな視点で見ると一側面でしかない。そこで、各版についてそれを論じるのではなく、もっと大きな視点で印刷を見たときの「芸術的役割」を考えた。

で、「ゴッホも、セザンヌも、モナ・リザも(中略)印刷図版の形で認識し、それを評価…」という教科書の記述を引用して、印刷の芸術的役割を、「芸術を情報として流布し芸術を芸術たらしめた」こととした。また、平版印刷の文明史的役割は、「近代文明を新しいステージに誘うこと」として、最後に「(前略)印刷や青写真がなかったら、また、地図や幾何学がなかったら、現代の科学と技術の世界もほとんど存在しなかったであろう」との、マクルーハンのメディア論の記述で締めた。

8月中に提出する予定だったので、ちょっと強引にまとめてしまったが、果たして評価はいかに?

写真は、プリントアウトして校正をしたレポート。WEB提出でも、必ずプリントアウトして妻に校正をしてもらう。