造形基礎Ⅱスク、最終日です。 ― 2011/12/11 21:50

もう少し寝ていたいけれど、遅刻する訳にはいかない。疲れがピークで体は重いし、肩はバリバリこっている。今日一日中、ガンバです。
ひたすら鉛筆を塗り重ねる。相当に重ねても最初から書き込んだ木目はあまり潰れることなく、以外と細かいディテールを表現している。ほぼ限界まで塗り重ねたところで仕上げに入る。光沢のある部分の鉛筆を練り消しで抑えて色を薄くする。それを上から軽く塗りつぶす。ハイライトをいれて、立体感を強調。2Hと2Bを使ってモチーフの乗っている布を描く。コントラストと重量感を表現するために、必要最低限の描き込み。上半分の空間は紙の白をそのまま生かした。そして、最終仕上げ。B8登場。芯を細く削り、さらに正面と側面に塗り重ねる。ハイユニ10Bは芯が柔らかく面を塗るのには良かったが、画用紙のデコボコを埋めていくには、芯の硬いステッドラーの8Bの方が向いていた。最後に、細かいディテールの調整。木の焦げた部分や割れ、木目の強いところを書き加えた。3時15分完成。グラ基礎Ⅱのスクーリング前半のチョンボもあるので、時間をめいっぱい使って、確認を繰り返ししあげた。
しかし、三日間も同じ対象物と対峙していると、描く意思さえあればそれなりの作品に仕上がるものだ。多少の巧い下手は有るが、作品と呼べるレベルの完成度になっている。みんなスゴイすごい。時間を使って粘り強く制作することで、作品が生まれると言う良い証拠でもある。
講評の結果は、「シャープで緊張感のある仕上がり、力量を感じます。ただ側面の奥行き感がもう少しあれば良かった」と、要約するとそんな内容だった。力量を感じますという言葉は、嬉しかった。何しろ、デッサンは高校時代以来43年のブランクを経て、書いたのが、造形基礎Ⅱの通信課題だったから。
奔放さではなかなか他の受講生のようにはいかない。しかし、今回は、自分でいうのも何だが、徹底的にモチーフに迫った。特に木目にこだわって、ほぼ正確に描写した。もちろんアレンジしたところも多々あるが、リアリティーはかなり表現できた。つまり外観だ。内観はなんだろう。心を込めてリアルを追求する。それが僕の内観、つまり個性なのだろうか。
さすがに疲れたけれど、充実したスクーリングでした。
写真は完成作品。下段は初日と二日目の過程。
ひたすら鉛筆を塗り重ねる。相当に重ねても最初から書き込んだ木目はあまり潰れることなく、以外と細かいディテールを表現している。ほぼ限界まで塗り重ねたところで仕上げに入る。光沢のある部分の鉛筆を練り消しで抑えて色を薄くする。それを上から軽く塗りつぶす。ハイライトをいれて、立体感を強調。2Hと2Bを使ってモチーフの乗っている布を描く。コントラストと重量感を表現するために、必要最低限の描き込み。上半分の空間は紙の白をそのまま生かした。そして、最終仕上げ。B8登場。芯を細く削り、さらに正面と側面に塗り重ねる。ハイユニ10Bは芯が柔らかく面を塗るのには良かったが、画用紙のデコボコを埋めていくには、芯の硬いステッドラーの8Bの方が向いていた。最後に、細かいディテールの調整。木の焦げた部分や割れ、木目の強いところを書き加えた。3時15分完成。グラ基礎Ⅱのスクーリング前半のチョンボもあるので、時間をめいっぱい使って、確認を繰り返ししあげた。
しかし、三日間も同じ対象物と対峙していると、描く意思さえあればそれなりの作品に仕上がるものだ。多少の巧い下手は有るが、作品と呼べるレベルの完成度になっている。みんなスゴイすごい。時間を使って粘り強く制作することで、作品が生まれると言う良い証拠でもある。
講評の結果は、「シャープで緊張感のある仕上がり、力量を感じます。ただ側面の奥行き感がもう少しあれば良かった」と、要約するとそんな内容だった。力量を感じますという言葉は、嬉しかった。何しろ、デッサンは高校時代以来43年のブランクを経て、書いたのが、造形基礎Ⅱの通信課題だったから。
奔放さではなかなか他の受講生のようにはいかない。しかし、今回は、自分でいうのも何だが、徹底的にモチーフに迫った。特に木目にこだわって、ほぼ正確に描写した。もちろんアレンジしたところも多々あるが、リアリティーはかなり表現できた。つまり外観だ。内観はなんだろう。心を込めてリアルを追求する。それが僕の内観、つまり個性なのだろうか。
さすがに疲れたけれど、充実したスクーリングでした。
写真は完成作品。下段は初日と二日目の過程。
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