グラ基礎1スクーリング 2日目2011/10/15 22:29

ユニットパターンとラフ
予定通り8時20分には教室に入れたので、授業が始まる前にユニットパターンをカットした。昨日の帰りと今朝の新幹線の中でもシコシコとラフを作ったが、今日ははとにかくラフを書きまくってアイデアを絞り出す作業だ。

ユニットパターンを組み合わせてポーズを考えるが、デザインの統一性を考えるとどうしても使うパターンが決まってくるがいろいろなパターンを使って可能性をさぐる。ただ「歩く」「走る」「跳ぶ」の意味が伝わればいいというものではない。単にわかりやすいだけなら、誰が作ってもそれなりにできるが、そこにデザインという意図が表現できるか否かが問題なのだ。
試行錯誤しながらおおよそ三方向のデザインに絞り込んでブラッシュアップ。午後に意識的造形(本来描かれていない形があたかもあるように錯覚する効果)の講義があったが、先生から「もっと、失敗を恐れずにいろいろチャレンジしたほうが良い。失敗したら元に戻ればいいのだから」とサゼッションをもらってさらに試行錯誤。パーツを削り込んでどこまでシンプルな形で伝えるかを意識して概ねまとまったアイデアを再構築した。思い切ってボディのパーツを取り除き、頭と手足だけでポーズを作っていった。それまで作っていたラフスケッチとは全く異なったテイストのピクトグラムらしいデザインが出来上がった。

つまり、そうゆうことなんだ。とにかく徹底的に考えてチャレンジするから新しいアイデアが生まれるのだ。先生のナイスなサゼッションに感謝である。それらをデジカメに納めて、帰宅後家族に見てもらったら、イマイチ歩く姿には見えにくいとの指摘。一般的な人が見て判らなければ意味が無いから、素直に手直しをしてほぼ完成させた。

写真上は、ユニットパターンを組み合わせてポーズを考えています。下はラフスケッチ、かなりの数を書きました。