グラ基礎1スクーリング1日目2011/10/14 21:07

カラーサンプル&ピクトグラム
2週連続のグラフィック基礎1のスクーリングが始まった。今週はピクトグラムの授業。3日間かけて最終的には歩く、走る、跳ぶの種類のピクトッグラムを完成させる。

前回の造形基礎の時と同じように、6時33分の新幹線で東京に向かう。ウイークディの金曜日、東京駅は通勤ラッシュでしかも中央線が遅れているが、とにかく吉祥寺校に向かう。
まずは前提講義。ピクトグラムについての理論と実例が示された。オリンピックの競技をあらわすピクトグラムが北京オリンピックまで時系列で紹介されたが、時代を反映していてなかなか面白かった。特に東京オリンピックは日本の熱い時代が始まる象徴だったが、亀倉雄作のポスターなどを含めリアルタイムにデザインを感じた僕にとっては、その後の人生を決めるエポックメイキング的な出来事だっただけに、興味深く楽しい講義を受けることができた。

午後は、「歩く」ことをどう他者に伝えるか考える授業。これは難しい。歩くことに意識することは普通の生活では無い。ジョギングとか意識的に体を動かすのは、意識をしているだけに伝えるのは簡単ではない。
グループに別れてのディスカッションがはじまった。歩くとは何かをテーマにしてグループ7人で討議する。歩くことに関していろいろ意見が出たが、その後のプレゼンテーション時間が1グループ3分しかないので、できるだけシンプルにしようと、足の動きに絞って7段階の歩くポイントをポーズとワンフレーズのコピーでまとめた。横一列になって、7人がそれぞれ連続写真のようにポーズを撮った。若い人と一緒に何かをやるのは楽しい。

その後、ピクトグラムで「歩く」「走る」「跳ぶ」を考える作業にはいるのだが、まず制作するための注意や、通信授業(カラーサンプル、オリジナルグラデーション)のポイントの説明などがあり、ピクトグラムを考えるためのユニットパターンを切る作業は宿題となった。帰ってからパターンを切って、ラフを何点か作っておいた方がいいよと、強制では無いがやんわりやっとけよ的な指示があった。僕はすでにマックでユニットパターンを作っているシミュレーションしていたので、翌日の朝にでも切っときゃいいだろうと教室に起きっぱなしにして帰った。
たいしたことをしていないけど、丸一日の授業は疲れます。

写真上は、持参したカラーサンプルの展示。下は東京オリンピックのピクトグラム。懐かしいです。