色彩学課題4も準備中。2011/09/17 10:29

色彩連想アンケート用紙
「色の連想を調べ、教科書のデータと比較・検討しなさい」という課題。103の言語からイメージする色を、黄色、赤、青など11色の中なら選んでもらい、それをデータ化して比較する。

色の連想を調べるのはわかるが、引っかかるのがその調査の仕方。色名を書いた封筒と言葉を書いた紙片を用意して、封筒(色名)に紙片(言葉)を入れてもらうように指示されている。しかしこれでは、手軽に頼めないしカードや封筒も管理するのも大変だし集計も厄介だ。ということでアンケート用紙を作って言葉から連想する色をそれぞれの単語の後ろに書き込んでもらうような形式にして調べることにした。これなら場所も取らないし、手軽に頼める。(グッドアイデア、それとも反則技?)

アンケート用紙作りの注意点は、色(カラーチップ)を入れないこと。人によって色に対するイメージが違うから。仮に赤といってもカーマイン系の赤から、黄色の強いもの、マゼンダ系のものなどまちまちだから。あくまでも言葉としての色名の方が良い。だからアンケート用紙はモノクロ仕様で!!

最低限の10人程度ではまともなデータが取れるわけがない。データを集めて分析しすることが課題のテーマだから、被験者が多い方が良いはずだ!!と確信犯的な準備した。後はできるだけ年齢層を近づけてお願いすればいい。

写真は、教科書とアンケート用紙。

色彩学、始動!2011/09/17 09:50

色彩学課題3
難解な教科書をほぼ読み終えたので、課題作りを始めた。色彩学の場合、課題提出順序が自由なので、とりあえず得意なグラフックデザインテーマ課題3から手をつけた。これは色彩対比と色相同化を学習して、この二つの現象をブックカバーのデザインに応用するという課題。

教科書はカラーが口絵として数ページあるだけでなかなか理解しにくいところもある。そこで通信先輩諸子のブログを拝見して、参考書を二冊手に入れた。教科書より圧倒的におもしろくわかりやすい。雨宮政司氏の「色の錯覚」と川添泰宏氏の「色彩の基礎」。特に「色彩の基礎」は色彩対比と色相同化の著述は少ないが、読み物としてもおもしろかった。教科書とこれら二冊の参考書を見て、ブックカバーの制作中である。デザインはおおよそメドがついたが、問題はレポート、作品の狙いやカラーデザインの方針、色の対比と同化についてなどを箇条書きにするしか思いつかない。文章表現でならった形式のレポートにするとなると少々厄介。

写真は、参考書2冊とデザイン制作中のモニター。