コミュ研Ⅱスク2日目2016/06/11 23:56

 2日目、メンバーがひとり増えて12人になった。午前中は、企画案の集約。まず、各グループで再度企画案を検討して最終案をプレゼンテーションする。前日モヤモヤしていた案を見直し、浮かんだキーワードが「12色相環」。美大らしさもあるが、キモは12人の輪ということ。「色」はいろいろな個性、「相」は会う、出会いなどの意味、「環」は12人の和と輪の意味。つまり、12のコミュデを学ぶメンバーが出会って、取材で出会ったヒトとコトを紹介する展示会ということ。これならいける!!グループのメンバーでこれを揉んで最終案にすることにした。最終プレゼンまであと15分。効果的にアピールするために、模造紙にネーミングをメインにしたシンボルマークを即興で書き殴る。4人のチームプレーでプレゼンシート完成。文字でプレゼンするよりビジュアル化したほうが圧倒的にイメージしやすいのだ。これもコンセプトという見えないものをアピールするためのテクニックだ。

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 最終プレゼンテーション。どのチームの案に決まっても、皆んなでその実現に全力を傾けるを確認して投票で決めることにした。決戦投票の結果、うれしいことに「12色相環」が原案として選ばれた。メンバーの作品を12色相環の色を割り振って、オリジナルの色のネーミングを決める。展示にあったオリジナルの名前がいいのではというのはU原先生のアドバイス。キャッチコピーをみんなで決める。「日々を彩る12の出会い」とした。

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 ここまで決まれば、あとは突っ走るだけだ。まず、企画案を再確認して、会場の配置計画。コンセプトが「12 色・相・環」なので絶対輪にこだわった展示会場にしたかった。ダンパネ12枚で円形の展示スペースを作ることを提案。単純にダンパネを使うとL字型やI字型が基本になるのでカクカクしたものになるが、L字の角度を開いて浅いV字型の連続にすれば円形につなぐことができる。全員の了承を得て、この案で会場配置を詰めることにした。そのほか、全体のマネジメント担当やスケジュール管理、制作担当、会計、調達係など役割分担を決めて実施に向けて動き出す。僕は、最年長ということもあり、総合ディレクター役。全体のマネジメントをするのが役割だ、それと会場の設計担当。翌日の午前中に図面を作り、午後から設営する予定だったが、うつわがある程度見えないことにはらちがあかないので、夜に図面を作って用意をした。準備は少しでも早い方が良いのだ。