プリウスのプラモデル2015/04/05 13:44

 工業技術概論の課題2は、「自動車のプラモデルのキットを購入し、そのパッケージに入っているパーツをよく観察してプラスチックの生産技術を分析、その結果を考察してレポート制作を行う」というもの。さらに、「プラモデルのパッケージを開けると、そこにはプラスチック射出成形技術の粋が詰まっている。パーツをくまなく観察し、射出成形のノウハウについて考察する」とある。

 設問1は、どのような樹脂でできているのかの考察。設問2は、どのような方法で作られているか、パーティングラインやインジェクションピンの跡やゲートを観察して、製造技術の考察。

 プラモデルは、現在発売されている車種で、1/24スケールのセダンやハードトップ(古!)と指定されている。なぜ現在発売されている車かというと、課題3で実車との比較で、実車のパンフレットが必要だからなのだ。ようするに、プラモデルと同じ実車のパンフレットが手に入ることが条件。で、どうしたかというと、大手自動車会社のWebからカタログがダウンロードできるので、その範囲でプラモデルを捜した。結果、フジミ模型のプリウス2010年式のプラモデルにした。

KGG-21
    ▲フジミ模型のプリウス2010年式
KGG-02
    ▲トヨタのサイトからDRしたカタログ

 昔ほどプラモデルが流行っていないということが大きな原因だと思うが、現在販売されている車で、プラモデルになっているのはほとんど無い。あっても、今回のプリウスのように、基本ベースは同じだが年式が古いものばかりになる。つまり車のディーラーの現在置いてあるカタログとは多少の差があるということ。課題的にその辺はどうでも良いことなのかもしれないが、同一のものにこだわった。レポートを書く上であまり意味はないが…