造形基礎Ⅲスクーリング1日目2011/09/23 21:57

造形基礎Ⅲー一日目
秋のスクーリング、造形基礎Ⅲが始まった。
今回は吉祥寺校。水彩紙を水張りしたB2のパネル2枚を抱えてに那須塩原発6時33分の新幹線乗り込んだ。荷物が多いので東京まで行って中央線に乗り換える。8時30分頃に吉祥寺校へ到着。とりあえず前提講義がある2号館4階の第1講義室へ集合。受講生でごった返している受講人数は何と176人。10クラスに分けての実習である。

前提講義が2時間30分ほど。桑原盛行氏(造形基礎の教科書で感情と色彩を執筆している)の講義だが、話がイマイチでNG。話の内容自体は色彩学の基礎で知識としては必要なのだが少しテキパキと話を進めて欲い。居眠りしている人も結構いたし、176人にスライドスクリーンひとつじゃほとんど伝わらない。せめて講義内容のプリントを配るべきだろうし、「とりあえず前提講義はやりましたからね」というスタンスの講義は改めるべきだろう。

というわけでダウンモチベーションの状態で実技教室へ。担当講師は大竹紀美代先生。とても感じの良い先生だ。時間が中途半端なのでまずは全員の自己紹介。なんとなく打ち解けた雰囲気に。午後からは、自分の好きな色をB4の画用紙に平塗りする。次にモチーフを組み立ててラフスケッチ。例年はトルソーの様だが、今年はアルミの穴あき板とバランスボールと鏡、透明の半球。無彩色のモチーフなので、そこから色を含めたイメージを膨らませるという点では色の布を絡ませたトルソーよりイメージワークの演習になる。いろいろな角度から自分が感じた部分や全体をラフスケッチで捉える。目標30案。ラフスケッチが終わったら、色紙を使ってラフスケッチのイメージを膨らませる。僕は深く考え無いわけでは無いがパパッと2案制作。これが翌日の本制作のきっかけになる。特にモチーフにこだわらなくても良いし、モチーフをヒントにどこまでイメージを突き抜けられるかだ。

仕事の場合、ターゲットの設定や、カテゴリーなど発想の前提があるが、自分の好きなもの好きなイメージと言われると戸惑ってしまう。こんなところにビジネスの垢を感じてしまう。それを払拭する目的もあって通信教育を始めたんだから素の自分に帰って一生懸命考えなくっちゃ。う~ん、イメージの乏しさにプチ自己嫌悪。

写真は、今回ののモチーフ(上段)とラフスケッチ&平塗り3色(中)と色紙を使ったイメージ制作。

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