建築史の課題2は…2015/08/21 16:21

 教科書の第2章「中世」を読み、ロマネスク建築、ゴシック建築のいずれかについて、自分で「問い」を設定してそれに答えるような形でレポートを制作するというもの。課題1もそうだったが、この「問い」を設定してというのが厄介だ。「ロマネスクの建築の造形的特色について述べなさい」とか、ゴシック建築を成立させている要素について書くなさい」、「中世の都市について論じなさい」などが教科書の演習問題としてあげられているが、まんま問いにしちゃって良いのか、よくわからないのだ。

建築史2資料

 課題1では『ギリシア建築とローマ建築の「オーダー」の違い』を問いとしたが、課題2は「ロマネスク建築、ゴシック建築のいずれかについて」とあるから、ロマネスクとゴシックの建築様式の比較的なレポートはどうなのだろうか。今ひとつこれでいこうという方針が出ないまま、とりあえず中世ヨーロッパのキリスト教会建築の歴史を読み漁っている。

 西洋美術史と重なる部分があって面白い。キリスト教との関わりが全てにつながっているから絵にしろ建物にしろ、背景のストーリーは興味深いのだ。やっぱり「ゴシック建築の造形的特徴とはなにか」的な問いにしようかな。ロマネスク建築のアーチ構造なんかも面白いテーマだけど…
 写真に写っている「ゴシックとは何か(著者:酒井健」」は西洋美術史の時に買った本だけど、これはキリスト教とゴシック建築の精神的関わりについて書いてあって面白いです!興味があったらぜひ!