イメ編Ⅱスク初日です2016/05/06 22:47

 今年度最初のスクーリングは、イメージ編集Ⅱ。朝5時起床。那須塩原発6時43分の新幹線で吉祥寺に向かう。天気は下り坂、午後から雨になる予報。
3号館2階で前提講義、ビデオによる映像表現の実習なので、通学課程の映像を教えている先生方が授業を受け持ってくれる。映像とは何かを、さまざまな映画のシーンとともに映像編集のテクニック的なことも交えての講義だ。その後、6日間行動を共にするグループ分け。受講者は13名、4年生の必修事業ともなると知っている顔も多くなってくる。僕のグループは3人、マル表の時に一緒だったOさんと関西から来たMさん。

 午後からビデオカメラなど機材の説明を受けて、実際の映像制作に入る。課題1は「キャッチボールを15秒の映像にまとめなさい」というもの。「ボールのやりとりされる行為を自然にわかりやすく理解できるよう作品を作る」ということで、前提講義で紹介があった、ケビン・コスナー主演のフィールド・オブ・ドリームスが参考になる。自分が監督になりカメラを回す、その他のメンバーは演者になる。作者は演者になってはいけないルールだ。そのほかの細かいルールは、5カット以内で、セリフや効果音は入れない。ボールも支給されたものを使う。

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 さあ、撮影だ!と思ったら雨。屋外で撮影をしたかったが、やむなく室内撮影。いろいろ撮影場所を探したが、たまたま3階の一室が空いているということで、僕らのグループはそこでカメラを回すことにした。なんとなく出来上がりのイメージを想像しながら、キャッチボールしているカットをいろいろなアングルで撮った。そのほかにボールを拾うカットや、ボールの弾むカットなどを収録。監督と演者、立場を変えながら、グループ全員の必要と思われるカットをとりあえず収めた。

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 そして、Adobe Premiere Proで編集作業。ムービーも初めてだし、使うアプリケーションも初めてなので、かなり手間取ったが、素材を読み込んでざっくりと編集をした。編集しだすと結構面白い。問題はカットをうまくつなげるか、それが説得力のある表現になっているかだが、絵コンテをがっちり作っての撮影ではないので限度もある。少しでも良いものをと思うと再撮は必至。課題1の提出は翌日の14時だから、明日の午前中に再撮と編集を終わらさなければならない。今日と同じ洋服を、それぞれ着てくることを確認して、初日は無事終了した。