日本美術史課題2合格! ― 2014/05/15 22:03
日本美術史の画題2の結果が出た。A評価で合格でした。「今、浮世絵が面白い!」の葛飾北斎編がかなり参考になったし、web上でも
いろいろ北斎の資料は揃っていたから書きやすかったかな。
レポートの流れの中で、浮世絵の技法や制作体制をどう北斎と絡めるかが最後まで悩んだけど、技術があって初めて芸術となるという論旨にして、上手くまとまった。
以下、講評。
葛飾北斎を取り上げ、その幅広い画業の中から代表作である「富嶽三十六景」や「北斎漫画」の特徴についてまとめ、ジャポニスムへの影響を論じた前半、肉筆画と版画、浮世絵の技法的展開やその分業制作体制についてまとめた後半、ともに丁寧にまとめられており、熱心に課題に取り組んだ様子がうかがわれました。表現への理解と画面分析は、解釈の前提となる美術史の基本的な作業です。次には、今回取り上げた中から一つの作品を選び、画面分析から考察を深めてみて下さい。一つの作品とじっくり向き合うことで見えてくることもあるように思います。
レポートより
○クーベルは『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏」から着想して『波』→(誤植:クールベ)
○美人画で有名な「鈴木晴信」→(誤植:春信)
(添削・講評はSA先生)
クールベと春信の誤植を指摘されました。レポートの内容ばっかり気にしていたので、とんだちょんぼ。おはずかしい…。さて、次は科目試験。
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