工業技術概論、最終課題。 ― 2016/07/05 21:38
課題4は、「工業的に生産された、二つ以上の異なる材質の部品で出来た生活用品を2点取り上げ、その素材と加工技術を特定し、それぞれの素材、加工技術の特徴を各部品の形状を指摘して論じること」というもの。短のものと思って家の中を物色しても、ピンとくるものがなく、なかなか生活用品2点を決めることができなかった…が、ホームセンターで買い物をしているときに閃いた。ホームセンターは生活用品の宝庫、安くてネタになりそうなものがあるはず、その中で二つ以上の異なる材質の部品を使ったものを見つけ、できればそれを買って考察すればいいんだと。

というわけで、プラスチック製の蓋とステンレス製のボディで構成される「小型ステンレス魔法瓶」と、グリップ部分がエストラマーと硬質プラスチックのダブルインジェクション成型でスライダー部分がステンレスのプレス加工の「大型カッターナイフ」の2点を購入、詳察することにした。ステンレス魔法瓶は、二重の金属壁容器で、その真空構造が断熱の鍵だが、どのように真空にするのか、その真空状態をどのように保っているのかなど、調べ始めたら技術的にかなり奥が深い。カッターナイフも、日本人の発明ということは知っていたが、刃の製造方法などは、なるほどと驚かされる。日本にはオルファとNTカッターがあるが、昔は販売元がオルファで製造元がNTだったとか、課題とはあまり関連がないが、そのサイドストーリィーもなかなかおもしろい。ステンレス魔法瓶とくらべ、カッターナイフは製造技術的には比較的単純で理解しやすい。


この二つをどのようにレポートにまとめるかがポイントだが、やはりこの工業技術概論のコンセプトとともいえる「型」に注目してレポートを構築したほうがいいだろう。課題3はちょっとあらぬ方向にいってしまいB評価だっただけに、同じ轍は踏まないようにしなければと思いつつ、レポートを書いています。頑張れ!これをまとめれば試験なしで4単位ゲットだ。
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