イメ編Ⅰスク、前半最終日2014/06/15 23:08

 スクーリングも今日で終了。「16ページなのでプリントするのに時間がかかる。遅く提出すると好評に間に合わなくなります」と、昨日からTAにいわれているので、ともかく午前中提出めどにデータの最終調整。10時から日本のワールドカップ初戦だが、それどころではない。こまごまレイアウト調整をしてから、モノクロ出力で原寸の確認。デザインが決定したところで、両面印刷、中綴じ16ページの製本用のデータ制作。それをUSBメモリにコピーして12時50分に提出した。

イメージ編集1-31
    ▲出力用に面付けしたデータ。

 プリントしている間に昼食を済ませて、午後は製本作業。しかし、レクチャーしてくれるはずの先生がなかなか現れない。デザインの完成していない受講生にかかりっきりの状態。提出リミットの14時を回っても、出力が完了しているのは3~4人だがら無理もない。先生に
ざっと段取りを聞いてさっさと進めたが、効率が悪いので改善点を提案すると、いつの間にか、製本担当のTAのようなことに…。結局、10数人に製本のレクチャーとアシストをしてしまいました。人に教えるのは嫌いじゃないから構わないですが…。

イメージ編集1-32

イメージ編集1-33
    ▲両面出力を中とじして、裁断する。

 17時過ぎから講評。毎度おなじみの付箋で人気投票。この短時間で、よくここまでできるなあという作品が多く、いつもながらに感心させられてしまう。僕の作品、考えた割には、見た目が単純で地味だったせいもあって、わずかな票しか集まらなかった。まあ、いつもいつも上手くはいかない。得票数ナンバー1は、米の字を使って米の作付けから、収穫、そしておむすびになるまでをまとめた作品。米の文字をたくさん書いていたら、キラキラするさまに見えてきたのが、このアイデアのきっかけとか。ナンバー2は、宮城の方言を文字で表した作品。「ず」と「づ」など普通のひらがなでは表せない発音を合体文字を作って見事に表現していた。秀悦ななアイデアでした。皆さんの作品を見て思ったが、あまり字の意味にこだわらないで、多少絵的でも、もっと自由にやった方が良かったかもれない。振り返ってみると、ああすれば良かった、こうすれば良かったと反省しきりの不本意な作品となってしまった。自分で制作するとのめり込んでしまい客観性がかけてしまうのが自分自身の傾向だから。デザイナーとディレクター両方の自分をそこに現さなければいけないわけだ、それと、仕上がり時間を予定どうりに合わせてしまうこと。ギリギリまで粘っても良いわけだし。

 とにかくイメージ編集Ⅰの前半は終わった。スクーリング後半のラフスケッチと心の準備をしておきましょう。