心にしみる講評(その1) ― 2013/10/21 22:07
絵本が帰ってきた。指導担当はNM先生。心にしみる講評をいただいた。イラスト表現に手書きではないというある種の後ろめたさのようなものを感じていたが、そういうことではなく、作品全体を精査していただいた、正当な評価の結果でした。
以下講評。
「Carrots Soupについて」
●全体について
すがpapaさん、こんにちは。身近な人の死を、ゆっくりと人は受け入れていくような気がします。また残されて生きていく人は、死を通して亡くなった人を肯定していくようにも思います。特に母親であれば、その死はとても重いものでしょうし、時間がかかることでしょう。この作品では、悲しみの中からお母さんに教わった味を通して、気持ちがいやされていく様子が良く描かれています。母親の料理というものは不思議なもので、上手かどうかではなく、何にも代えられない子供の心の記憶に残るものだと思います。ここでは、言葉とかではなく味わうことでお母さんから伝わってくるものがあることが描かれていて、心に響きます。絵は、PCによる描画ですが暖かみがあり、にじみがフレスコのような雰囲気になっています。うさぎは少し動きや形が固く見えるので、もう少しフリーハンドのラインで描く部分もあるといいのではないでしょうか。
(本文については別ページで)
●造本について
製本については、きれいに仕上がっています。表紙の角の折り込み方が違います。折り線が表紙の頂点から斜め45度にくるように、二折りして仕上げます。もう一度スクーリングの資料を確認しましょう。装丁は、オレンジ色が温かく、心休まる光景となっています。文字のレイアウトもきれいにまとまっています。(中略)また機会がありましたら、いろいろなテーマで絵本作りを楽しんで見てください。
▲絵本の表紙と裏表紙
ものすごく冷静に、かつ正確に評価してもらっていることを感じた。自分の心の中の高評価を得ようとする、ある意味ちょっとヨコシマな僕の感覚を軽々と超えて、作品を見てもらっている。ものすごくありがたいこと。講評を読んで、自分の至らなさを突きつけられたような、でも、清々しい気持ちになった。ありがとうございます。
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