レタリング課題2、大チョンボ!2012/02/08 21:49

レタリング課題2
レタリングの課題2はスペーシング。かなり頑張ったつもりだが75点。何かチョンボでもしたかと思ったら案の定でした。

講評の冒頭、「感想、反省点などのペーパーが入っていませんでした。リポートは何をどう考えたかを知るもので、課題を進めるにあたり、あるいは結果のことを求めています。ご注意下さい。」と、厳しいお叱りの言葉。やっちまいました。学習指導書を読み返すと、確かに「感想・反省点などを書いたA4版の用紙を提出をし忘れないよう、注意すること。」と書いてあった。しかし、忘れずに注意と書くほど、忘れる人が多いんだろうね。僕も、実技に手一杯で、完成するとホッとしてしまいレポートまで頭が回らなかった。

印象的だったのは、和文のスペーシングで「岸田さんのこの詩は、長い闘病生活を乗り超えたご自身のすきとおった心情が感じられます。(中略)ゆったりと人生を過ごす、いろいろ迷うことも人生の楽しみの一つだ。死を見つめた素晴らしい詩です。そう考えると字間をゆったりと組みたい気持ちになります」と、詩の意味を考えて文字組をしなさいという指摘。欧文のスペーシングでは、「この文章はヘミングウェイの短編「老人と海」の最後の部分です。(中略)ベッドで眠る老人がライオンの夢を見ています。それはライオンのように強くありたいのか、狩を終えて休息するライオンを自分にたとえるのか。そんなことを考えながら組むと面白いと思います。」と、同じく文章の意味合いをよく理解して文字組をしなさいよというしだ。。
スペーシングの作業そのものに気を取られて、意味や内容を考える余裕は全くなかった。まして老眼でハスキルーペを使ってやっと貼り込んだからなおさら。でも、レタリングに限らず、表現にはコンセプトが重要なんだよね。レポート未提出も含め、反省しきりです。

レタリング2単位GET!2012/02/08 19:26

レタリング課題1
レタリングの課題作品が戻ってきた。結果はレタリング実技の課題1が87点、スペーシングの課題2が75点だった。かなり気合を入れて制作しただけに、ギリギリの「優」だったが、とりあえず「ホッ」の気分。スペーシングの75点は、少し解せいない気分だが…もしかして詰めすぎたか、何かちょんぼしたか、最終確認をしないで発送しちゃったからな~。

課題1の講評
レタリングのコピーに、細かく丁重に朱が入れられたいた。
◎日本語のレタリング(85点)ーコピー上に気になったところを朱書きしました。良いできねすね。慎重、丁寧な性格が良くでているとおもいます。(細かい具体的な注意あり)
◎英字のレタリング(90点)ーまことに緊張感が感じられ、善い。これぐらい書ければ充分です。ボードの中での大きさ、まとまりも善い。コピー上に朱書きしましたが、あまり書くこともありませんでした。お疲れ様でした。
◎ロゴタイプ(85点)ーキーワードを3つの単語にしてあるところに、ちょっと疑問を感じます。ご自身の表現したいテーマを文章にしておいたほうがプライベートロゴらしいです。(具体的な指摘あり。上はその写真)

ということで、課題1はほぼほぼ予定通りの成績。文字通り昔取った杵柄、低い点じゃシャレにならない。

第四種郵便物のハードル!2012/01/15 21:52

手作りカートン
せっかく作った作品を折ったり丸めたりするのはいやなので、専用のカートンを段ボールで作って作品のやり取りをしているが、第四種郵便の大きさは、三辺の合計が90cm以内で、最も長い辺が60cm、そして重要が1kg以内との規定がある。
B2サイズは515×364だ。つまり合計879mmだから、これで厚みは最大21mm。B2サイズぎりぎりというわけにいかないので、縦横5mm余裕を見るとしたら厚みは11mmしかない。

さてレタリングの作品、サイズは最大B2なのでクリアするとして、問題は重量。課題1がイラストボードB3×3枚、B2が1枚、課題2はB3が3枚だ。イラストボードで一般的なのは1mm厚の両面ケント紙仕様。これが「B3」1枚で約100gの重さが有る。ということは100g×6枚=600gと100g×2(B2だから2倍)で合計800gになる。で段ボールケースを入れて1kg超えるか超えないか。簡単なキッチンスケールしかないので第四種郵便になるかならないか微妙なところなのである。第四種郵便の場合は1kgで105円。定形外の場合はサイズは第四種郵便と同じで4kgまで。料金は1kg以内で580円。2kgまでで850円かかる。ちょっとな〜

まあ最悪、一般郵便物で送ればいいんだけどね。

※写真は、手作りカートンと課題

(追記)翌日、妻に頼んで郵便局に持っていて計量したら、995gで105円でした。やった〜!

レタリング、修正。2012/01/15 21:30

レタリングの課題を発送しようと確認をしたら、とんでもないチョンボ&微妙なミスがあった。とんでもないチョンボは、小文字の「k」の縦の棒を伸ばしていなかったこと(つまり大文字のKのようになっていた)と、微妙なミスは名前のゴシック書体が細かったことだ。

kは単純に伸ばせな良かったのだが、問題は、文字の細さ。原寸の縦は5mmに指定されている。この下書きを1.5倍に拡大してトレスダウンして書いたが、出来上がったものはなぜは全体に細く上がってしまった。5mmを1.5倍すると7.5mmの太さになるが出来上がったレタリングを見ると7mm程度しかない。トレスしたラインの外を取るか内をとるかで0.5mmぐらい変わってしまう。墨入れする前に定規で太さを確認するべきだったのだ。ということで急遽修正。縦の棒を中心に、引き筆で0.5mmの太さを足してゆく。烏口では0.5mm程度の修正は難しいからすべて溝引きを使って(それを引き筆といいます)修正した。

引き筆で0.5mmを修正するにはそれなりの溝引きの訓練が必要だが、そこはまさに「昔取った杵柄」!身体で覚えたテクニックは忘れないものだ。引き筆でアールを修正するテクニックも思い出してしまった。筆と定規の間隔を指のちから加減で調整する技。
ということで、とりあえず完了!!

レタリング完成!!疲れた。2012/01/09 16:34

今日は欧文書体の墨入れと、全部の仕上げ。ミスっては取り返しがつかないから、もう一度学習指導書を呼んで確認。しかし、欧文書体のレタリングの課題の進め方の20にこんな一文が…「直線部分は定規と烏口を使って引き、曲線部分はすべてフリーハンドでおこないます。」と…ガーン!!曲線はフリーハンドってか。いまさら書き直す心の余裕も時間もない。和文書体は雲形定規使っているし、ロゴタイプは楕円定規使っているし、大ピンチ!

学習指導書では、なぜか欧文書体の課題の進め方だけに、曲線はフリーハンドと書いてある。つまり和文とロゴタイプは特に指定されていない!、雲形・楕円定規は使っていけないとは書いていない。と勝手に拡大解釈をしたが良心が傷む。やむをえず雲形・楕円定規で入れたロットリングの線をフリーハンドでなぞることにした。ロットリングの線はポスターカラーの黒を混ぜた墨汁と違って光るからすぐにばれてしまうからね。

ともかくすべてを塗りつぶして、最後はホワイトで修正。あたりの鉛筆の線を消して出来上がり。(トレスダウンしても、必ず鉛筆で当たりを取った方が、寸法が正確に把握できるのできれいに仕上がる。)ということ三連休をほとんど使って、レタリング課題1の三つの作品が出来上がった。

かなりくたびれたが、烏口+フリーハンドの、どアナログ作業は二十代前半の日々を思い出させてくれた。それでもその頃は雲形定規や烏口コンパスは使っていたけどね。ロットリングが登場した時はこれぞ文明の利器って感動したものだ。円定規もロットリングが登場してからだったように思う。烏口じゃ円定規使えないし。

写真は、完成三品。黄昏時になってしまいました。