新たなネットビジネス?2013/09/07 19:22

デザインマネージメントの課題3は、「デザイナーの視点からインターネットを活用したサービスビジネスの提案をしてもらいたい。とくにバーチャルとリアルの両視点の特徴を活かした提案を期待する。」というもの。ネットでチェックすると、思いつくもの全てがすでにビジネスまたはサービスとして実現されている。例えば、ポイントカードが言い過ぎるので一枚で出来たら良いなと思ったら、スマホのアプリで最近出たし、webギャラリー的なものは山ほどあるし、イラスト、小説、写真、アートの投稿サイトも山ほどある。バーチャル留学というか、異文化交流的な仕組みを考えたけど既にある。隙間が存在しないほどネットビジネスは爆発的に増えて、おおよそ思いつくものは既に存在するというのが正直なところ。

ネットでムサビ通信生先輩諸子のブログをチェックすると、少なくともこの課題、5年前ぐらいからあるようだ。まさに爆発的に膨張するネットビジネス&サービス、5年前ならともかく、今現在、魅力的なしかもデザイナー視点の新しいものってあるのだろうか。考えついては調べて落胆する日々が続いている。これを突破すれば、次の課題4は具体意的なテーマで、作り上げていけば良いから、これほど苦労しないと思うが…。とりあえず二アリーなアイデアでもとりあえず出すか?と悩み中です。

デザインⅡ、企画主旨2013/09/10 22:10

デザインⅡの次なる課題は企画書制作。はじめに「Web企画主旨ボード」へ書き込みをした後、企画書の書式内容で提出します。「企画書提出ボード」に書き込むかPDFなどで添付、または自分のサイトにアップするか、いずれかの方法が選べます。

さて、Web企画主旨ボードへの書き込み締め切りは10月1日だが、早めに進めるに越したことがない。以下、企画主旨。

タイトル:「焚き火の愉しみ」
キャッチコピー:「ストレス社会を生きる現代人の心を解放する焚き火のススメ」

企画主旨:
 バブル期にブームになったアウトドア・キャンプ。コールマンの2バーナーに代表される道具を使った綺麗なキャンプが一般的だった。しかし僕らのスタイルは道具を最小限にとどめた焚き火キャンプ。焚き火は、灯りであり暖房であり、調理具であり、テレビでもあった。子育てとストレス解消で始めたキャンプ。子供達の賑やかな声。時が過ぎ妻と二人だけのキャンプ。静寂。傍らにはいつも焚き火があった。そんなキャンプ好きが高じて、さいたま市から関東北部山沿いの雑木林に移住した現在でも、休日には庭で焚き火を焚いて、ゆっくり流れる時間とお酒を楽しんでいる。(さすがに夏場は暑いのでやりませんが…)
焚き火には不思議な魅力がある。焚き火を眺めていても飽きることがない。一瞬たりとも同じ形をとどめない炎。命があるように静かに瞬くオレンジ色の熾き火。焚き火をみていると、なぜか心が解放される。日々のストレスもいつのまにか消えてしまう。そんな焚き火の魅力を伝えるWEBサイト。

  コンテンツ: ○焚き火の効能
         ○焚き火の起こし方
         ○焚き火のマナーとルール
         ○焚き火の道具
         ○焚き火料理
         ○その他

こんな感じで、考えてみました。企画書そのものは合否の判定があるようだが、企画主旨の書き込みに先生がなにか評価してくれるのだろうか?とりあえず、WEB企画書の提出期限は、11月1日。内容、サイト構成、デザインを考えながら、企画書制作に取りかろう。

絵本下書き中2013/09/14 09:43

絵本課題PC下絵
なかなか手の着かなかった絵本の課題。いろいろ考えたあげく、スクーリング授業のときに作ったキャラクターをつかって、やはり大人のメルヘン的なまとめにすることにした。

1)都会に住む主人公(ウサギ)のおかあさんが亡くなった。
2)落ち込む主人公。外は雨。
3)気分転換にスーパーマーケットへ買い物へ。
4)おかあさん直伝のキャロットスープを作る。
5)スープの香りがただようキッチン。
6)美味しいスープであたたかな気持ちになる。
7)おかあさんはいつも心の中にいるんだと気がつく主人公。
8)ビルの谷間に虹がかかっていた。
と、こんな感じのストーリィー。

とりあえず、PC(イラストレーター)を使って下書き。この三連休にまとめて、次の三連休で本番を仕上げるつもりでいる。それをスキャンしてプリントアウト、製本する予定。月末にはブックバインディングのスクーリングを入れているから、今月提出できるか微妙なところ。

絵本のミニチュア2013/09/21 09:49

絵本ミニチュア
絵本のデザインがほぼほぼ完成した。はじめはパソコンで下書きをして、原画はリキテックスなどで書こうと思って進めていたが、リキテックッスは色も量も足りないし、イラストボードも買わなければいけない…。できた原画をスキャンしてプリントアウトして製本するつもりだったので、それならいっそパソコンで原画を作ってしまおうと方向転換。

学習指導書には「提出物は基本的に手書き、又は手作りによる制作を主とします。表現方法によっては、版画、コンピュータ、コピー、コラージュ、写真などを取り入れることも可とします」とあり、パソコンでの表現とすればOK!なんて勝手に拡大解釈したりして。先輩通信生のブログでもパソコンで作っている人もいるからと、原画をパソコンで作ることにした。Illustratorでベースになる原画を作り、photoshopで細部を加工して、手書き風な原画をめざした。

判型は182mm×172mm。これはB3サイズで三丁とれるサイズ。トンボと塗り足しを入れて、A3の紙にプリントアウトできるし、織り込んで作る表紙もぎりぎりとれる。次は、紙の選定、普通に売っているプリント用紙は紙本来の味がないから、ファインペーパー(特殊用紙)を使いたいところ。しかしプリンターには向かない。しかし竹尾用紙店のHPで調べるとインクジェットでプリントできる洋紙が見つかった。「タント」の白、紙厚180kg。これを1枚だけwebshopで購入してプリントのテストをした。ばっちり!紙の質感を生かした仕上がりになった。両面印刷もなんとかいけそうだ。原画ができたところで、ストーリィの流れやレイアウト、丁合いを確認するために、A4の普通紙に縮小プリントをしてミニサイズの絵本を作ってみた。まあなかなかいいかなと自画自賛。本文ページ18okg16ページ分とやや薄い130kgと100kgの2種類でみかえりと表紙の紙を追加注文した。

紙を到着を待ってプリント製版をする予定だが、来週と再来週はブックバインディングのスクーリングで作業がたぶんできないから、完成するのは10月半ばぐらいになりそうだ。

ブックバインディン・スク、1日目2013/09/27 20:52

ブックバインディング1
今日から週末の金土日、2週間連続でブックバインディングのスクーリングが始まった。朝5時30分起床。妻に作ってもらった朝食のおむすび弁当を持って、那須塩原発6時28分に乗る。吉祥寺校到着8時35分。

前程講義は、3号館一階のギャラリーにて。書籍の構造や歴史など…印刷文化論をとっていたので、講義内容は興味深い。その後、各教室に別れて実技。担当はH先生。やることが多いので、手早く作るようにと結構なプレッシャー。全員の四股紹介をしてから作業にかかる。まず、和綴じ。本文用の紙を二つ折りにしてコヨリで仮綴じして、表紙を別紙で作ってツラを合わせて本綴じまでやる。途中でお昼になった。

昼食は、近くの蕎麦屋。客が一人もいなくて、オヤジが汚れた白衣にゴム長はいてテレビを見ていた。基本的に不味い蕎麦だが、とりあえず腹に入れば良い。

午後、和綴じ本野制作の続き。僕はさっさと完成させたが、ほとんどの受講生は進捗70%程度。それには構わずどんどん次のステップへ進んでゆく。次の実技は、文庫本を平背のハードカバーに装丁し直すというもの。文庫本の表紙を剥がして、見返しを付けて寒冷紗で補強する。僕の持っていった本は新書本で千住博の「絵を描く愉しみ」だが、問題はそのハードカバーのデザイン。そんなこと、聞いてもいないしどこにも書いていない。さらに問題なのは、今回は時間がキツイので大宮に止まる予定にしていたので、パソコンが使えない環境だということ。ヘトヘトで頭が回らないので、明日は少し早めに登校して学校のパソコンでデザインするつもり…。

絵本のスクーリングに劣らない体育会系授業のようだ。明日は、文庫本のハードカバーの仕上げと、糸綴じの本をバラして、丸背のハードカバー制作のした準備らしい。

写真は、和綴じの途中経過と四つ目綴じの完成本。