スペイン・アート巡り2 ― 2014/09/13 13:47
今日もバルセロナ。午前中はサグラダ・ファミリアの見学。ついに待望のサグラダ・ファミリア教会です。街の中にこつ然と現れるその姿、形容できないほどに圧倒されます。これまでに全く見たことの無い異次元の建物、そして空間。ガウディ指揮のもとにに作られた「生誕のファザード」は圧巻。無数の彫刻に驚かされます。そしてここが教会であることを知らされます。
内部空間はまさに森。そもそも教会内部の列柱は、森をイメージしたものとか。とにかく凄いです。その日はエレベーターが故障していて、残念ながら上には登れなかったけど、地下の資料室や作業室を見る等、堪能しました。
▲サグラダ・ファミリア教会 生誕のファザード
▲14mmの広角レンズでやっと納められました
▲森をイメージした列柱の内部 明るく神々しいです
▲様々なステンドグラ、外光で表情が変わります
▲落下傘効果のようなキリストの磔刑のモニュメント
▲森を下から見たイメージ。枝が広がっています。
▲ショップ前から上を見上げた図
サグラダ・ファミリアを堪能した後は、モンジェイックの丘にあるカタルーニャ美術館へ。一般の日本人観光客はほとんどこないようで、ガイドさんも数年ぶりで案内したといっていました。
「栄光のキリスト」。ロマネスク時代のキリストの図像です。どこかアニメっぽくて面白いと思い、西洋美術史Ⅰの課題2で取り上げたので、どうしても見たかった作品です。
▲バルセロナ市外が一望できるモンジェイックの丘
▲カタルーニャ美術の宝庫、カタルーニャ美術館
▲一目見たかった「栄光のキリスト」 大満足です!
ボケリア市場で昼食をとった後は、カサ・バトリョの見学。海をイメージしたガウディがリフォームした邸宅。うねうねとした有機的なラインとフォルムが独特。どんな発想からでてくるのか。家も
一点ものだから、今作ってもめちゃくちゃ時間と金がかかりそう。それを作っちゃうのがガウディの凄さというか、狂気じみたところかな。うらやましい限りです。
▲カサ・バトリョ外観
▲どこか風の谷のナウシカを思い出させる造形
▲二階ホール。すごいお洒落だがこんな建具普通は作らない…
▲これもナウシカを思い出させる煙突群 不思議
さて、今日の締めは、カタルーニャ音楽堂。ガウディのライバル、モンタネールのモデルにスモ建築。とにかく装飾がこれでもかって感じで…日本人には絶対作れない感じです。内部は公開していなかったので、
コンサートのチケットを買って、音楽鑑賞しながら内部も鑑賞しました。
▲昼間のカタルーニャ音楽堂
▲夜のとばりに浮き上がるカタルーニャ音楽堂
▲すごい装飾の内部。何から何まで超装飾。
本日のバルセロナ観光は、以上で終了。明日はアルバンブラ宮殿のあるグラナダへ飛行機で向かいます。
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