点描の自画像制作中。2011/10/01 20:38

色彩学2自画像
てんてんてんと点を打ちながら、自画像を制作中。色彩学の課題3「ジョルジュ・スーラによって編み出された点描画法をについて研究をし、自画像(顔)を描きなさい。」というもの。造形基礎3の点描画は、固有色にこだわっていると、かなりシビアなコメントをいただいたので、ほぼ純色だけででこつこつと作っている。

学習指導書にある「対象物が本来有する色」つまり肌色は、手持ちの色鉛筆に適切な色がなかったので「赤みの黄色」を使用、補色として「青」、並置混色をして肌色を表現する色として「赤」、その補色「緑」を使った。「対象物を照らす光の色」というのがわからなくて、いろいろ資料を調べると六耀社発行の「スーラ・点描を超えて」の中に「太陽光を表わすオレンジとその補色である青」との記述があったので、合わせてオレンジ色と青(濃)を使った。色鉛筆なので点描の密度を上げても、一定の濃度しか表現することができないので、どうしても陰影のやや乏しい感じになるが、原色を使った並置加法混色独特の明るさと彩度のある仕上がりにできそうだ。それにしても、色鉛筆は点描に向いていない画材だ。

写真(上)は、拡大した目の付近の画像、純色の点の集合であることがよくわかる。写真(下)は制作中の自画像。妻にいわせると本物よりずいぶん良いい男になっていると…(汗)

コメント

_ 釈千手と申します ― 2011/10/02 01:59

すごいです!羨ましいです。

_ すがPAPA ― 2011/10/04 23:22

こんばんは釈千手さん。
これは写真を見ながら描いたものですが、点描のいいところは極端な失敗をしない事です。写真を使う場合は薄い鉛筆で下書きをして、薄い色から点を打っていけば失敗は少ないです。黄色か、赤で軽く輪郭を取りながら、影はいっぱい点を打って,明るいところは点を少なく。それの繰り返しをしていくとそれなりの形になります。あくまでも全体的なバランスを取りながら、徐々に濃度を上げていけばそれほど難しくはありません。あせらずゆっくりです。オフセット印刷の原理に近くで黄色の点が密集した部分に赤を打っていけば、やがて肌色になります。さらに打つとオレンジ。さらに打つともっと濃いオレンジです。黄色に青は黄緑から緑。赤に青は紫系。赤青黄を併置密集させるとグレイになります。

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