コミュ研スク後半2目2016/06/19 20:09

 いよいよイベントの開催日。この日は12:30〜14:00と17:00〜18:30の2回開催。8時30分に集まり、ポスターを入り口付近に掲示して、手の空いているメンバーが登校してくる学生にフライヤーを渡す。この朝のフライヤー配りが、集客の勝負どころでもある。朝のミーティングで進捗とスケジュールを確認して最後の詰め作業。パネルの統一感の確認や、個人ブースの調整、プリントとパネル張りが遅れていたメンバーもなんとか間に合った。お土産の色占いキャンデーも中央の丸テーブルに綺麗に収まった。

展示1

展示2

 12時15分早めの食事を済ませて、開催前ミーティング。アンケート係のローテーションなどを決め、全員お揃いのTシャツに着替えて、本番を待つ。12時30分、イベントスタート、授業の昼休みは12時45分だか、その前からちらほら、入場者が現れる。メンバーが入れ替わりで展示会のコンセプトや各自の展示の説明をする。卒業生やメンバーの関わりの人や知り合いなども足を運んでくれて、予想以上に盛況。1時頃にはかなりの人が会場内にあふれ返っていた。展示会が盛り上がるってこんなに嬉しいことなんだ〜

展示3

展示4

 14時、第一回目の展示会が終わった。その後のミーティングで、反省点がないかを話し合いう。アンケートの結果も踏まえ、問題のある部分は夕方の部までに修正を加えることにした。修正点の一つは、展示パネルの統一性。U原先生からの指摘もあったが、パネルの上辺だけ揃えても統一性が欠けるので、可能な限り下辺も揃えることにして、パネルの位置を調整した。また、コンセプトが伝わりにくいという指摘もあったので、入口モニターのムービーを「色・相・環」のコンセプト画面に変えて、より来場者にコンセプトを理解した上で見てもらうように工夫をした。

 夕方の部もそれなりに盛況のうちに終了した。午前と午後で76通のアンケートをいただくことができたのは予想以上である。来場者をカウントするカウンターがなかったので正確な数はわからないが、今日1日で100名近くの来場者あったように思う。とりあえず皆様お疲れ様!ってところだが、明日は最終日。終了後そのまま地方へ帰るメンバーも多いので、吉祥寺付近の居酒屋でちょっと早いお疲れさん会。U原先生もA比奈先生やTAさんも参加して、明日に影響しない程度に盛り上がりました。

コミュ研Ⅱスク後半初日2016/06/17 23:36

 さて、後半戦が始まった。朝のミーティングで、Tシャツ制作、看板制作、会場設営、色占いキャンデー制作など、各担当を確認。まず、TAさんに出力を依頼してから、全体の作業を午前中に終わらせ、午後から各メンバーのパネル張りをするようなタイムスケジュールにした。絶対コミットしなければならいのは、会場の完成とパネルの完成。いずれかかけてもいい展示会にはならない。各自のパネルが出来上がったら、ダンパネにパネルを貼るが、統一感を出すため、床からの高さを178cmに決めた。
 広報活動は早いに越したことはないので、ポスター類は午前中にパネル張りを済ませ、予告として2号館と3号館の入り口付近に設置した。またフライヤーも裏表2枚一組で、食堂の壁や、入り口などに張り出した。

a2posuta-
   ▲午前中に予告としてA2ポスターを掲示した。
看板作り
   ▲看板の出力をハレパネに貼って丸くカット。
アイロンプリント
   ▲アイロンプリントでTシャツ制作。

 午後にはU原先生のパネル張り教室。一枚張りや二枚つなぎ合わせ張りをレクチャーしてもらう。順調そうに見えた進捗だか、ここに来て出力作業に問題が生じ始めた。Illustratorデータで出力をお願いするのだが、プロ系メンバーは問題ないとして、トンボが入ってなかったり、画像の解像度がまったく足りなかったり、超重い画像が張り込んであったりリンクが切れていたり、出力する以前の段階で個々人のデータを修正しなければならない事態に。本来このスクーリングは展示会イベントの企画と開催であり、個人の作業は通信課題である。完璧なデータをあらかじめ揃えてしかるべきなのだが、経験が浅いと、どうしてもデータの作りに不備がでる。パネル張りどころか、多くのメンバーが自分のデータをいじらざるを得なくなった。しかし、パネルができないことには展示会イベントは開けない。とにかく個人的な作業を優先してもらって、パネル張りの終えたメンバーで、会場の設営など開催全体に関わる作業を進めた。

 17時30分までに、会場は完成。出来上がっているパネルは、それぞれ虫ピンで固定した。しかし、スク初日にプレゼンされたデザインより、デザインも読みやすさも格段完成度が高くなっている。情報量を適度に整理して、フォントサイズと写真を大きく扱い、判型も主にA2サイズにしてある。これなら、パネル展示として耐えられるだろう。4日間でみんな頑張った証拠だ。終了時のミーティングで、作業の進捗を確認後解散したが。パネルの完成を最優先なので、残業するメンバーも多くいた。よいよ明日がイベント本番、午前中にはすべての作業を終了しておかなければならない。

展示パネル修正2016/06/16 08:26

 パネル制作のポイントはサイズだ。A3-8枚程度という学生指導書の記述のつい反応してしまうが、見せ方や構成は自由。パネル展示の場合は、雑誌と違うのでA3に情報をたくさん詰め込んだら、来場者は読まずに通り過ぎて行くだろう。だからA2(A3を2枚)で人単位にした方がまとめやすい。僕の場合、はじめA3でデザインして、最後にA2に拡大した。初めからA3をつなぐことを想定したレイアウトだが、A2のデザインを作ってA3のつなぎ合わせでも全く問題ない。8枚繋いでA1のポスター的なパネルを作った人もいたぐらいだ。もちろん、遠目から見ることを念頭に入れてA3-8枚構成でもまとめることはできる。いずれにせよ情報を絞って、フォントを大きくして、写真をデカくすることだ。駅貼りのポスターはB1かA1なので、サイズ感を確認したら良いだろう。

 初回デザインで気になった導入部分のキャッチコピーをひと回り大きくして、取材で撮影した糸の画像を仮画像と入れ替えて、修正パネルデザインをプリントアウトした。パネル貼りは、当日学校で行う。

パネル1

パネル2

パネル3

パネル4

パネル5

考え出すと、もろもろ出てくる。スク後半の段取りを考えると、不安な部分も多い。久しぶりに仕事しているような感覚に囚われた(汗)

コミュ研Ⅱ後半準備22016/06/15 22:36

 後半スクまであと二日。少しのんびりしたいが、前半にやり残した色名看板のデザイン、Tシャツのアイロンプリントを作る作業もしなければならない。看板は、色名とその説明なのでさくっと終わらせて、アイロンプリントの制作。12色相環のマークを丸く切りぬいたデザインにした。

看板とTシャツ

 あらかじめアマゾンで頼んでおいた、コクヨの「インクジェットプリンタ用のアイロンプリントペーパー(A4 5枚600円)」にプリントした。しかし、黒が出ないのだ。黒というより焦げ茶色になってしまう。色玉もくすんで綺麗ではない。いろいろ調整したが、全く改善されない。黒色はポスターにもフライヤーにも使っているキーカラーなので外すわけにはいかない。止むを得ず、30kmほど離れた家電量販店に別な種類のアイロンプリントを買いにでかけた。そこで見つけたのが、サンワサプライの「どんな色の布でもOK アイロンプリント用紙」。10枚4500円ほどの価格だったが、とにかく失敗するわけにいかないし時間もないので即購入。

アイロンプリント用紙

Tシャツプリント

 白い樹脂シートなので、黒はバッチリ。色のくすみもないが、データ通りでは色玉が少し違った色に出る。CMYKのパーセントを調整しながら何度かテスト出力をして最終的な色を決定した。できあがったシートを白いシャツにテストプリント、なかなかの出来栄え、仕上がりを確認して人数分を出力、これで後半スクまでの準備完了だ。

コミュ研Ⅱ後半準備12016/06/14 23:52

 とりあえずスクーリング前半が終わったが、染め糸の紹介パネルが、Webからひっぱった仮画像だったので、本物を撮影するために、ふたたびJさんの元へ。ハルジオンや野ばらなど5種類の糸を撮影。また、展示パネルだけでは、その良さが伝わりにくい部分もあるが、現物がれば展示内容の伝達力は増す。ブースの雰囲気作りにも役立つので、見本の糸と織りあがった作品も借りることにした。

糸

織り

 パネルの初回デザインで気になった導入部分のキャッチコピーをひと回り大きくして、取材で撮影した糸の画像を仮のものと入れ替えれば、自分のパネルデザインのデータは完成する。後半初日に、TAさんにデータを渡して出力してもらう流れだが、学校で出力すると時間がかかるし、色の調整はできないし、紙もスーパーファインだけなので、初案と同様、自分でプリントしたものを持って行くことにした。パネルは一括発注してもらっているから、学校で貼ればOKだ。

 さて、問題はメインのポスターや挨拶パネルなど。後半初日にデータを作りプリントする予定だが、土曜日の昼に初回の展示会を開催するので、かなりドタバタすることが予想される。特に個人のパネルの出力はその日に集中するし、そのパネル張りも終わらせなければ、翌日の展示には間に合わないだろう…と考えると、ポスター類を学校で出力するのは得策ではない。学校のプリンターはA3しか出せないのでA1のメインポスターは8枚のつなぎ合わせになるし、黒地なのでつなぎ目が目立ちやすい。いろいろ考えて、総合ディレクターの立場として独断で、大型プリントを外注することにした。

ポスター

 ベースのロゴマークやフライヤーがあるので、ポスターデザインに展開するのは難しくない。業者に確認したら中1日で大丈夫ということなので、入り口付近に飾るメインのA1ポスター、外の掲示に使うA2ポスター。A2挨拶ポスター、A2色の説明ポスターの4種類をデザインして、宅ファイル便で入稿した。出来上がりは後半スク前日の午後になる。