卒業制作講評会2017/03/05 22:30

 朝9時から、卒業制作の講評会が始まった。デザイン情報学科の今までお世話になった先生方が一同に揃った。懐かしい先生も多く、ちょっと同窓会のような気分。でも、僕らにとってはこれからが本番、一人ずつ卒業制作をプレゼンテーションしてゆく。30数人でスタートした卒制メンバーも様々な事情で卒業を見送る人もあって、コミュニケーションデザインコースが17人、デザインシステムコースが連年より多く5人。デザイン情報学科総計で22人の学生が講評会に望んだ。講評会をクリアできれば、皆卒業となる。ここまでこぎつければ卒業確実と思えるが、結果が出るまでは落ち着けない。

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 プレゼンテーション順は会場入り口に設営された作品から。一人ひとり作品を前にプレゼンテーションをしてゆく。それに対して先生がいろいろ突っ込んだ質問をする。僕は21番目、15時近くになった。坐骨神経通も出てきたし、待ちくたびれた感もあるが、6年間の集大成、一プレ入魂、気合を入れてプレゼンテーションを終えた。僕の作品の場合、実演をすることが必須なので、そのタイミングがポイントだった。コンセプトや政策の背景などを説明して、照明を落としてもらう。そしてtakibirium(小さな手のひらの焚き火)を実演。「これ欲しい」という先生も現れて、予想以上の好反応。半年間の卒業制作の苦悩が吹き飛ぶ思いだった。講評結果は後日になるが、よもや落第ということはないだろう。

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 講評会の終了後は、いつものごとく国分寺北口の「世界の山ちゃん」で、お疲れさん会。会報された気分で、ビールが一層美味しく感じられた。さて最終末から、いよいよ卒業制作展である。