卒制の日々.8 撮影2016/12/28 22:00

 卒制の方向が決まってから、焚き火を撮り続けている。3D映像のムービーとフォトブックなどに使うスチール写真。生の焚き火だから、風が強い日は厳しいので、できるだけ無風が撮影の条件となる。雨や雪が降っている日はもちろんNG、あまり寒くてもこっちの身体にこたえる。毎日撮りたくてもなかなか条件が揃わないから、撮影条件が揃っときにできるだけ撮るようにしている。焚き火の炎が綺麗に写って、かつ周りの雰囲気もうまい具合に撮れる時間帯は午後4時30〜5時ごろ。あまり暗くなってしまうと、炎だけが強調されるので、その辺のタイミングもポイントになる。

3

 ムービーをNIKON-D7100で撮っているが、初期設定がオートフォーカスになっているので、炎の動きを追ってしまい、カタカタとピントが動いてしう。オートフォーカスを解除すれば勝手にピントが動く問題は解決するが、動画モードはライブビューなので、ピント合わせにひと苦労。普段はファインダーを覗いてピントを調節しているので、画面を見て合わせるのはちょっとコツがいる。さらに厄介な問題は、炎の明るさ大きさで露出が変わること。絞りは固定(撮影前に設定する)だが、カメラがISO感度を自動的に調整して補おうとする。だから、夕闇なのにISOが1600とかになって、昼間のような明るい画像になってしまう。最終手段は完全マニュアル。スチールショットで露出を図り、それをマニュアルの数値にして設定した。

1

2
 
 もう一つの問題は音。普段は何気なくすごいているが、録音すると、上空を飛ぶジェット機の音だったり、遠くを走る車の音だったり、焚き火以外のさまざまな生活音が入ってくる。映像は映像、音は音と割り切るしかない。
 これらの炎の動画加工してYouTubeにアップ。それをスマホで確認するという段取りだが、なかなかうまく進まない。同時に撮影するスチールも、工夫をしなければ同じような写真になってしまうから、アングルを変えたり、場所を変えたりしながら、焚き火の初期段階から、熾火になるまで、いろいろな炎の表情を撮っている。