卒業制作に悩む…2016/10/13 08:26

 卒業制作に悩んでいる。「焚き火」をテーマにした映像作品をメインにビジュアル本と組み合わせて作品にしようと思い。試行錯誤しているが、正直なところ「これでいいのか」という疑問符が付きまとう。
 あえて手はつけたものの映像でよいのか、6年間の集大成がこれでよいのか、本当にやりたいことななのか、できれば自分が歩んできたグラフィックデザインの延長線上で作品を作りたい…などなど、思い悩んで、積極的に卒業制作に向かえていないの現状だ。

 スクーリング時に白尾先生からいわれた「あまりかっこいいものにしないでね」という言葉が改めて思い出される。「デザインに走り過ぎた中身のないものはするな」ということと解釈したが、見た目だけになることだけはさけたい。見る人が楽しめるようなアイデアはないか…

「本物の焚き火にはかなわない」的な言葉もあったので、ストレートな焚き火映像ではなく、それこそナムジュン・パイクのように、アートっぽく見せることを目指した。しかし、カッコよい現代アート的な見た目にはなるが、そこに焚き火のハートはあるのか、それは一人よがりではないのか…

 悶々としている時にイメージ編集Ⅱが戻って来た。そして白尾先生の講評は、こんな言葉で結ばれていた。

「大変よく調べてレポートしてあります。デザイン・レイアウトや作品を丁寧に楽しんで制作している様子が伺えます。とても丁寧でデザインに精通しているすがAPAPAさんならではなのですが、美しいとか、きちっとしているとかを超越した面白さの域を狙ってもいいのではないでしょうか。すがAPAPAさんだからこそ、あえてその先の境地を目指しいきましょう。卒業制作頑張ってください。」

 そうなんだ。「美しいとか、きちっとしているとかを超越した面白さの域」これが僕の卒業制作で目指すところだ。そして自分でも面白く楽しくできる作品。もちろんテーマは焚き火以外にない。まて、焚き火にも拘らない方がよいかもしれない。いやいや、すくなくとも焚き火も包括したテーマじゃなければ意味がないだろう…もう一度、卒業制作を考えてみよう。今のまま前に進んでもゴールは見えないから。

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