卒制スクーリング1、初日2016/09/18 23:10

 卒業制作のスクーリング1回目の初日。最初に思った疑問は2日もかけて何をするんだろうということ。全員がプレゼンテーションをしてもそんなに時間はかからないし、個別相談だと自分の時間以外は、アイデアを考えたり、作品を作り込んだりするのだろうか…

 6時55分発の新幹線、東京経由で吉祥寺校へ向かう。スクーリングが行われる場所は2号館の4回講堂。参加者はコミュデ20名デザシス3名ほどと聴講生5名ほど。担当する先生は白尾先生、上原先生、薮内先生と初対面デザシスの清水先生。(清水先生、誰かに似ているな〜とよく考えたら、NHK大河ドラマ「真田丸」に出てくる加藤清正役の役者さんにそっくり!だった)

 1日目。午前中は、前年度の卒業制作の解説と、制作にあたっての注意点やポイントの解説。要は、早めにコンセプトやアイデアを固めて、できるだけ早く制作に取り組もうということなのだが、卒業制作ともなると、わかっちゃいるけど、そう簡単にはいかない。
 午後からは、配られた全員分のレジュメ(15日に提出した試作1のプリント)が配られて、各自の卒制プレゼンテーション。試作を提示しながら、制作物のコンセプチや内容を説明する。フラッシュなどでプレゼン用のデータを作ってた人もいたが、プレゼンする学生の多くがレジュメだけなので目指す作品の内容が、いまいち理解しずらかった。卒制スクーリングの目的の一つがプレゼンテーションであれば、学習指導書なりにきちっと記載してあれば、プレゼン用のスライドを作るなり、受講する学生も、もっと効果的な対応ができるはずだ。聞く方も内容を把握しやすいし。

0

 プレゼンに対して先生方がコメントをする方式。発表が3分、それに対するコメントが3分。それでも説明が大幅に時間がかかったり、応答が長くなったりするので時間通りには進まない。結局、定刻を1時間ほどオーバーして本日の予定は終了。自分の発表以外はほぼ聞いているだけ、かといって聞かないわけにもいかず、身体を動かさない割には疲れた1日でした。

 制作の発表では、すでにアイデアが固まっていてすでに実制作に入っているひとから、内容が全く固まっていないひとまで千差万別、十人十色。その中でも、基本ネタが決まっているひともしくは基本ネタの可能性の高いひとは、時間をかけて詰めていけばゴールにたどり着く。しかし僕の場合、「焚き火」というテーマは決まっていても方向性もアウトプットも決まっていないので、悶々とするばかりである。