映像メデ表Ⅱ、スク初日2015/07/31 22:39

 今日から映像メディア表現Ⅱのスクーリングが始まる。久しぶりの鷹の台本校での授業だ。那須塩原からだと通いきれないので、さいたまの別荘から通うことにして前日に移動した。大宮発7時13分の新宿湘南ラインで新宿、中央快速、西武線と乗り継いで、鷹の台到着8時35分。クソ暑い玉川水道沿いを、学生やらとゾロゾロ歩いて本校到着。カメラと三脚、A4のプリント用紙20枚、セルフィのL版用紙108枚とインクを持っているから重いこと。学校に着くまで、汗びっしょり疲労困憊です。

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 前提講義は9号館211室、講義はY先生。映像とはなにかを言葉と比較しての解説、写真の場合「受け手の理解の拠らざるを得ない。つまり固定された意味や拠り所がないので、共通性の高いイメージを定めることは難しい」とか「写真は最初から”優れた描写力”という表現を持つので、撮影者の能動的な表現への意識を阻害する」「写真で考えることは、不確定であるが創造的な思考である」などなど。そしてセルフポートレートの解説。「自分の特徴について(文字)で考えテーマを抽出、テーマに沿って映像化(自分の特徴を視覚化)する」のだ。

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    ▲愛機 Nikon D7100

 前提講義の後、2組に分かれて、10号館410、411室で実作業の手順を確認して、いよいよ撮影開始。初日は、とりあえず漠然とでもいいから、テーマを考えて、セルフポートレートを取りその中で気に入った一枚をL版でプリントすること。スマホの自撮りが流行っているが、今まで自分をまともに撮ることなんかしたことはない。まして、テーマを考えてなど…外は夏真っ盛りの太陽が照りつける。いろいろ撮影場所を移動しながら、シャッターを切る。その間もセルフポートレートってなんだと考えつつ。

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    ▲初日の成果?コンタクトプリントと、L版プリント

 問題はライティングだ。スタジオではないから基本的に自然光で撮ることになる。野外だとどうしても上からの光になるし、午前と午後では光の方向も光量も変わる。それに、最終的に16枚の組み写真になるからライティングの方向がバラバラだとあまり見栄えはよくない。イメージ通りの光が入る場所を考えながらの撮影して回る。それにしても暑すぎるよ…