グラデⅠ、スク後半2日目2014/11/22 23:57

 今回に限ったことではないが、課題が頭に残っていてあまり熟睡できない。だるいし節々が痛い…つくづく年齢を実感するが、そんなことよりまず撮影。三脚とNikonD7100をバックに詰めて、一本早い6時35分発の新幹線に乗った。吉祥寺駅から学校へ向かう途中の五日市街道にカメラを据えてシャッターを切る。道が横に走る車のいない風景と走る車のカットが欲しいのだが、渋滞時間とあって車の列が切れない。走る車も商用車や白や黒、シルバーの車ばかりでビジュアルとしてはイマイチだ。。黄色や赤の派手な車が欲しい。待つこと30分、赤い車と道路風景をカメラに収めることができた。
 実は夜中にグッドアイデアを思いついたのだ。背景を固定すれば、走った距離だけ車がのびる。カメラのブレと同じ考え方ができるということ。車を固定して風景を圧縮するのとは、真逆の表現だ。これならインパクトがある表現ができる。だから派手な車のカットが欲しかった。
 撮影を終え登校すると、さっき撮った赤い車が駐車しているではないか!何たる偶然。学校関係者の車だったのだ。ISZUシェミニ・イルムシャ、既に製造はしていないが、未だに一部ファンに人気の高い車である。

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    ▲偶然通りかかった、赤いISZUシェミニ・イルムシャ
 
 午前中の前提講義がもどかしく感じたが、講義の後は速攻Photoshopで作業。先生からは「方向性は良いからそのまま続けて」とのお墨付きをいただいて、ひたすら素材作り。A4サイズの紙・印刷表現とパワーポイントを使ったスライド表現の二つの制作物が必要だから、できるだけロスのないように進めなければい時間が足りなくなりそうだ。
 スライド表現ではなんとなくイメージできるが、紙表現をどういう構造にするかが問題。少なくとも時間の変化を順序立てて見せる必要がある。単なるページものではつまらないし、11カットあるから仕掛け本的なものも難しそうだ。最悪、ページものではでも仕方がないかもしれない。

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    ▲手前の車や、重なった歩行者など余分な背景を整理。

 素材ができたところで、Illustratorでのレイアウト作業。スライドショーの画面のイメージで制作を進める。画像を全面で見せる方法もあるが、面白みがないので、ホワイトスペースを使った超シンプルなレイアウトにした。

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    ▲電線がうざいので、上下をカットして横長にレイアウト。

 作品がおおよそ完成したところで、本日の作業ははこれまで。これでいいのかな?「デザインをすることではなく、情報にゆだねて何かを表わすという解釈でいいですね」と先生に確認をもらったけれど、これでいいのか悪いのか確信が持てない。自分なりに面白いとは思うのだが…
 家に帰ってから表紙があったほうがまとまるのではと思い、就寝前にMacに向かった。内容が単純なので小さなタイトルと中ページで使っているグリッドだけで構成したシンプルなデザインを作った。

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