高齢者支援PCシステム2013/11/05 13:14

 デザインマネージメントの課題3を提出した。タイトルは「パーソナルコンピュータを中核にした高齢者支援システム「Lifrex(ライフレックス)」のご提案」。LifrexはLifeとFrexを合わせた造語。高齢化社会を柔軟に生きるとの意味を持たせた。
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 年齢的な情報格差や情報弱者の問題を、主にハードウエア(PCなど)の工夫で、解決しようというもの。高齢になるに従って技術革新についていけなくなるのは、情報技術に限らず、いつの時代でもいっしょ。

 黎明期の標準的なパソコンのオペレーティングシステムはMS-DOSであったが、GUIによってパソコンは劇的に扱いやすくなった。また、ハードウエア的な発想であれば、車がマニュアルからオートマチックになって、特別な技術がなくとも誰もが車を運転できるようになったし、タブレット普及の加速は、ソフト的な扱いやすさとともに、ハードの高機能化が進んでいるためだ。そこで、思いついたのが、「車のようにハードウエアを簡単にすれば、年齢に関係なく誰もが、パソコンやインターネットを利用することが可能になる」という当たり前のことであった。
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    ▲高齢者でも簡単に扱えるパソコンと提供して、
     高齢者のリテラシーを上げて、その後の、見守り
     にも活用しようという企画のフローチャート 
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   ▲パソコン+スマートフォン+タブレットを融合させた
     高齢者支援PCと、高齢者の混交状態を随時同期する
     ワイヤレス活動量計の商品説明  
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   ▲インターネットの活用と、健康情報を共有して
     豊かな老後生活をサポートするというシステム図

 実施時期が2〜3年後ということで、高齢者支援パーソナルコンピュータ「Lifrex-PC」とワイヤレス活動量計「Lifrex-Ring」には、現在実用化されていない技術や単独では製品化されているが、機能を合わせたものは製品化されていないアイデアも盛り込んだ。