ビジュアルオピニオン講評 ― 2013/03/15 23:09
グラフィックデザイン基礎Ⅱの課題2、ビジュアルオピニオンが戻ってきた。再々提出を乗り切ってがんばった甲斐あって、うれしい結果になった。
ということで、今年度最後の講評です。
「すがPAPAさんこんにちは。採点が終了致しました。作品の3点が参考作品となりましたので
大学の方で保管させて頂きます。
さて、ビジュアルオピニオン課題の方はいかがでしょうか?人に伝える難しさを実感して頂き、また伝えるためのコツを掴んで頂ければ幸いです。
ビジュアルのみで相手に自分の意見を伝えることは簡単ではありません
。言葉と言葉のコミュニケーションでも「誤解」が生じてしまうのが現実である中、「言葉抜き、ビジュアルのみ」という条件にてパーフェクトにコミュニケーションを図るという試みは、とても難しいことであり、どうしても突破出来ない壁も存在します。だからこそ、自分勝手な表現はひとまず抑えて、まずは自分がコミュニケーションを取ろうと思っている相手への理解を
第一とし、伝える相手が持つであろう価値観の想像が必要となるわけです
。コミュニケーションを行う相手は「人間」です。犬や猫ではありません。人間には普遍的な共通の情報、共通の価値観や共通の認識が存在
います。そのような「人間共通のことば」がどこにあるか、何であるかを探し出し、それを上手にコントロールしていく事に「ビジュアルオピニオン課題」の意味があります。
(
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■作品1 エネルギー問題に対する意見
明快で迫力のある作品に仕上がりました。非常に秀作
です。
■作品2 沖縄・基地問題に対する意見
アイデア、見せ方優れた秀作になりました。最初から追いかけていたテーマが
まとまったと思います。着眼点もユニークで、他の講師からの評価も高い作品となりました。
■作品3 砂漠化に対する意見
こちらも秀作です。取り返しのつかない恐ろしさが良く伝わってきます。
この課題をきっかけに、考えてみるべきテーマはたくさんあると思います。是非、今後の課題でもがんばっていただき、スキルも当然ですが、総合的な力を手に入れていただきたいと切に願います。
今回は、どうもおつかれさまでした。」
講評はF井先生。心温まる、なんとも励みになる講評を頂きました。時には再々提出までするのはちょっとな〜
と不満に思っていましたが、グラ基礎1のスクーリング時同様、F井先生に引っ張り上げてもらったような気がします。これで、二度目の二年生もがんばって取り組んでいけるような気がします。ありがとうございました。
ちなみに、作品1が80点、作品2が82点、作品3が80点、平均80点で、「優」という採点結果でした。
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