クリエイターとしての矜恃2011/10/08 06:08

先輩ムサビ通信生のブログを読んでいて驚いたことがあった。

このブログには、コンピューターリテラシーⅡのレポートが全文PDFで掲載されていたが、最近それとそっくりの内容のレポートが多数提出されるのだそうだ。大学から要請があり削除したと書かれていたが、いわゆるコピペしたり真似たりするのは、先輩通信生のせっかくの行為を踏みにじるものだ。僕も参考にさせてもらったが、文章の構成の仕方やまとめ方など大いに役立った。まさか、それをほとんど丸写しにする輩がいるとは…

ほとんどの人が働きながら通信でひとりで学んでいるのだから、少しでも時間を節約したいという気持ちはわかる。しかし、それとこれとは違う。クリエイターとしての矜恃に関わる問題なのだ。ムサビ通信で学んでいるということは、絵画にせよデザインにせよ、クリエイターを目指しているに違いないはず。そっくり真似るというのはそもそもクリエイター失格である。他者の作品を参考にするのは構わない。それを咀嚼して自分なりの解釈を加え、自分のオリジナルに近づけようとする意思が重要なのだ。その努力と意思がさらに新しい発想を生み、真のオリジナルが生まれるのだ。文章も絵やデザインもいっしょだから。

コンピューターリテラシーⅡは、僕にとってとても気づきが多かった科目だ。悪戦苦闘したが、文章で人に何かを伝えるコツを学ぶことができた。先生のコメントも励みになった。せっかく勉強しているのだし、クリエイターたらんとしているのだから、真っ向から取り組んだ方が絶対プラスになるよ。

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