造形基礎Ⅲスクーリング最終日2011/09/25 22:45

造形基礎Ⅲ最終日
いよいよ最終日。早起きが続くし、根を詰め手の作業だからさすがに疲労がピーク。この日は午後2時30分に作品を完成させて提出する。枠を白にしたことで、それを枠とみれば穴から向こうの世界が見え、背景と見れば球体が浮かんでいるだまし絵的なアイデアになった。題名は「Another World」同じものでも別な視点で見れば新たな発見がある。また、人それぞれの考え方見方がある。などなど一応理由付けをした。自分的にはまあまあ満足にのできる出来ではあったが…

提出後、他の教室が開放され受講生の作品が見学できる時間がとってある。いろいろ見たがまさに玉石混交で、はっと驚くようなアイデアや完成度のものがあるかと思えば、失礼ながら見るに耐えないものもある。しかしその発想の豊かさには驚かされる。完成度はともかく、あの無機質なモチーフからかくも発想が飛躍できるのかと。僕の場合、あの無機的な形からさらなる発想の飛躍ができなかった。もちろん完成度は問題ないが、新鮮な発想、人をひきつける何かが足りない。モチーフをきっかけにして自由に発想を広げよということだが、何に縛られて発想が萎縮してしまうのか。失敗が怖いのか。大竹先生からは、普段使っている色をあえて使わないとか、とにかく失敗を恐れずにいろいろチャレンジした方が良いとの講評。多少打ちのめされた感じもあるが、まさにその通り。そこに勉強を始めた意義もある。

いずれにしても示唆深いスクーリングだった。その後どのコースに進むかはわからないが、今回のクラスはほとんどが一年生から履修している受講生だ。学生としてピュアな心で課題に取り組んでいる皆んなの姿を心に焼き付けておこう。
初心に帰って柔軟な頭で、10月のグラフィック基礎Ⅰを頑張ろう。

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